尊敬すべき若者と反省すべき大人

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白血病

日本中が驚いたであろう、池江璃花子さんの突然の告白。

 

メディアでも度々取り上げられているTwitter上にアップされた彼女のメッセージ。

不安や恐怖、悔しさを感じていないはずはないと思うのですが、彼女はそれらの感情を表には出さず、丁寧な言葉で自身の想いを綴っています。その文章からは他人への感謝や思いやり、前向きに病気と向き合う彼女の気持ちがしっかりと受け取れます。

 

「この文章を18歳の…高校生が…」

 

というのが正直な感想です。

同時に、心から応援したい気持ちになりましたし、1日も早く元気な姿を見せてもらいたいと感じました。

 

一方、若者がこれほどしっかりとした言葉で自分の気持ちを伝える中、五輪担当の桜田大臣は「がっかり」と発言をしてメディアや野党から批判を受けています。もちろん一般の方からの批判も多くあるでしょうし、私も憤りを隠せません。

冒頭では「治療に専念して元気な姿で戻ってきて欲しい」とも述べてはいますが、それらの言葉をすべて打ち消すのに十分すぎる失言だと思います。

以前にも人の名前を呼び間違えて謝罪をすることがありましたが、今回はそれとは比べ物にならないほど重い失言です。

自ら辞任するべきだと考えますが…大臣というポストにしがみつきたいのか…。

 

個人的にはこのことを利用して攻撃する野党議員もどうかと思います…。オリンピック憲章云々というなら、このことを政治利用するのはやめるべきでしょう。

 

桜田大臣に語彙力が無いというのは前々から分かっていましたが、今回の発言から後先を考えずに思ったことを言ってしまう人間だということが分かります。

これはここ最近、世間を騒がせているSNS上の所謂「バイトテロ」を行っている人間と変わらないと思うんです。

彼らの場合は後先を考えないだけでなく、”目立ちたい”という欲求のようなものもあるかもしれませんが…。「くらコーポレーション」が法的措置を検討しているようですから、その代償は計り知れないものになるでしょう。

 

「これをしたら、言ったら、その後どうなるか?」

 

それを考えられれば少なくとも今回の大臣の発言は無かったでしょう。

 

私も感情にまかせて言葉を発してしまうことがあるので、頻繁にSNSでつぶやくことはしませんし、人と話す場合も一言多かったりするのでなるべく冷静に話すようにしています。

 

取り留めもない感想になってしまいましたが、今回も読んでいただきましてありがとうございました。