「就職差別に関する調査2019(連合調べ)」によると、タイトルにあるような質問や発言が企業の採用面接で実際に行われたようです。同調査によると「採用試験の面接で不適切な質問や発言をされた」割合は14.5%となっています。
対象が全国18歳~29歳の男女1000人とそれほど大掛かりな調査とは言えませんので、この割合がどの程度信用できるのかは若干の疑問があります。私的にはもっと高い割合なのではないか?と考えています。
さて、なぜこんな話題に興味を持ったのかと言いますと…直近で全く同じような内容を愚痴られたせいです。
G.W.中に大学時代のバイト先の仲間と飲み会を行ったのですが、その際幹事役を務めてくれたのが2つ下の女性。昨年末で勤めていた会社を退職し、丁度就職活動中だったのですが時間に余裕があるからと引き受けてくれました。
幹事ということでちょこちょこ連絡をくれたのですが、実際はほとんどが就活の愚痴で…どの会社の面接に行っても「彼氏は?」「結婚の予定は?」「子供は生むの?」と聞かれたそうです。
本人は「別にいいけどね」といった感じで話していましたが、彼女は彼女で年齢も踏まえて色々思うところもあったでしょうし、決して良い思いはしなかったでしょう。
私は一部の事柄を取り上げて「〇〇ハラスメントだ」というのが嫌いです。何でもかんでも「ハラスメントだ」という風潮にも嫌気がさします。ただ、実際に自分の身近な人間が嫌な思いをしていれば私だって嫌な気分になります。
ただ、難しいのは配慮が足りないとは思うのですが、面接官の心情も多少は理解できるのです。ちなみに産休や育休を取らせない…という企業は論外です。
これまた直近で起こった出来事ですが…
産休→育休→産休→育休→退社というコンボをブチかまして、今月会社を辞めていった人間がいます。実質1年も働いていませんでした…。
給付金や手当は貰えるだけもらって…良く言えば制度を最大限利用したとも言えますが…。
私の会社はこういう所は超絶ホワイトなので、産休、育休は当たり前のように何度でも取得できますし、育休が終了後も当人の都合に合わせて時短勤務も可能です。
手厚い制度があり、その制度がしっかり運用されているにもかかわらずこういう人間がいるので、採用担当の面接官が色々と聞いておきたいというのも理解は出来てしまうのです。
採用面接にかかわらず、今の時代って色々と気を使わなきゃいけなくて生き難い世の中だなぁと感じます。
今回は「就職差別に関する調査2019(連合調べ)」を読んで、私的にタイムリーな話題だったので記事にしてみました。
割と私が就活していた頃には普通に聞かれていることがNGになっていて驚きました。気になった方は軽く目を通してみてください。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。