NO MUSIC,NO LIFE 5 「Official髭男dism」

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今回はちょうど前の記事で、”熱闘甲子園”のテーマソングということで名前を出しました「Official髭男dism」さん。

メジャーデビューから僅か1年で日本武道館公演を成功。まさに「飛ぶ鳥を落とす」勢いの彼ら…!

 

まずは簡単な紹介を…wikiさんで!

 

2012年6月7日結成。バンド名「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」の由来は髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたいという意思が込められている。

2015年4月22日 1stミニアルバム「ラブとピースは君の中」をリリースし、インディーズデビュー。
2018年4月11日 1stシングル「ノーダウト」をリリースし、ポニーキャニオンからメジャーデビュー。

2018年10月18日シングル「Stand By You EP」をリリースし、全国27局のFM/AM局でパワープレイを獲得。10月度オンエア回数月間1位を獲得。表題曲「Stand By You」は当時ノンタイアップ曲であったが、「Billbord Japan Hot 100」ノンタイアップ曲初のTOP10入りを果たした。

Wikipediaより引用

 

私が彼らの存在を知ったのはメジャーデビュー曲となった「ノーダウト」。フジテレビ系で放送された「コンフィデンスマンJP」の主題歌として使用されていましたが、ドラマは未視聴でしたので、私が初めて聞いたのはラジオです。

パワープレイされていた訳ではなく、どなたかのリクエストという形で流れていたのですが、「Official髭男dism」という名前が頭から離れなくなりましたねぇ…。インパクト強くないです?

 

ただ、私はここではまだ「いい曲だなぁ」くらいの認識でしかありません。

 

完全にハマったのは「Stand By You」。

ゴスペル的なハーモニー、多彩なコーラスにクラップが散りばめられたこの楽曲ですが、思わず口ずさんでしまうほど心地よく自然に私の中に入ってきました。

 

完全にハマってからさらに追い打ちをかけた「Pretender」。

彼らの特徴のひとつである”韻”を踏みつつも自然と曲にメロディに溶け込んでいく歌詞。

ちなみに”韻”ですが…

Aメロ

「君とのラブストーリー それは予想通り」

「ストーリー」「通り」

とっても分かりやすく韻を踏んでいますね。

 

サビでも

「君の運命のヒトは僕じゃない 辛いけど否めない」

「僕じゃない」「辛い」「否めない」

華麗に韻を踏んでいます。

 

この歌詞が自然にメロディに溶け込んでいるだけでなく、心地よい…。

 

さらにBメロ。

「もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった」

 

完全にシュタゲ!

ご本人も大好きなアニメで影響を受けていると仰っていますので間違いありませんね!

 

ちなみに…

STEINS;GATEシュタインズゲート)では、今存在している時間軸を「世界線」と呼びます。タイムリープにより過去改変をすることで「世界線」が変わるという設定です。

主人公、岡部倫太郎は「世界線」を移動しても記憶を保ったままでいられる能力を保持しており、ヒロイン、牧瀬紅莉栖が死ななくてよい「世界線」を探し、タイムリープを繰り返していく物語です。

興味があれば視聴してみて下さい…癖が強いので好き嫌いは別れるでしょうが、物語はとても良く作り込まれている作品です。

 

個人的には2番の歌詞。

 

「グッバイ

 繋いだ手の向こうにエンドライン

 引き伸ばすたびに 疼きだす未来には

 君はいない その事実にCry…

 そりゃ苦しいよな」

 

この歌詞が主人公、岡部倫太郎の心情にリンクしていて切なくなります。

何度もタイムリープを繰り返し、苦しみ、嘆き、絶望しながら終わり(エンドライン)を引き伸ばしても選ぶべき未来に彼女はいない…。

 

もちろん、シュタゲにリンクさせずとも素晴らしい歌詞です。

 

「君の運命のヒトは僕じゃない」

 

これ、「僕の」じゃなくて「君の」なんですよね。

勝手な解釈ですが、相手を思いやる気持ちが先に来ている気がするんですよね。

 

「グッバイ」

 

サビに入るこの言葉もいい意味で軽い。失恋の歌であるにもかかわらず、重くなり過ぎないミディアムナンバーに仕上げている所も好感が持てます。

 

もっと書きたいポイントはありますが受け取り方は人それぞれ…皆さん自身が思う受け取り方が正しいので、私の意見はこれくらいで。

 

www.youtube.com

 

YouTubeで歌詞付きにして視聴できますので、ぜひ歌詞を見ながら聞いていただきたいです。

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。