ss付きで振り返る FF14 漆黒のヴィランズpart9

ヤ・シュトラとの合流、大罪喰いの調査を目的としラケティカ大森林へと足を踏み入れた私。そこで待ち受けていたものは…。

 

 

ラケティカ大森林

「どの時代にも 遥か過去の歴史に魅せられる者がいる

 今に至るまで人が辿ってきた道のりは

 ときに 未来よりも謎めいているらしい

 古代ロンカ文明

 その面影が残る 鬱蒼とした森

 人々はいつも 答えを探して ここへと分け入る」 

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ラケティカ大森林は非常に広大で、その多くは現在人が立ち入れない密林になっている。そんな中でも目の前に広がるシチュア湿原は比較的ひらけていて「夜の民」の拠点になっているようだ。

 

「その眼前に地平が広がるならば、

 行って滅せよ、平らげよ!」

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はい、早速登場しましたエメトセルクさん。

一緒に来るようですが、「戦力としては期待するな」とのことです。多少影が落ちているとはいえ、他の土地と同じように光に支配された土地。闇の使徒たるアシエンにとってはいるだけでも不快らしい。

 

この先、エメトセルクからヒントトークで色々と聞くことが出来るようになります。忘れなければなるべく聞いていきましょう。

今回は「なぜその姿に…?」という質問が出来ます。

 

アシエンはいわば水…肉体は入れ替え可能な器にすぎず、奪い取った肉体をそのままの形で使う者もいれば、再創造して隙に作り変える者もいる。

エメトセルクは変えなければいけないタイミングが来るまでは、極力同じ容姿を使うらしいが、現在はこの世界の「適当な誰か」をソルの姿に変え使用中の様だ。

対して、ラハブレアは器に対してほとんど調整をほどこさなかったようだ。

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ちなみに「聞きたいことはない」を選択すると…

「なら声をかけるな!

 さてはあれか?沈黙に耐えられないタイプか。

 面倒な英雄様め…。」

と、ちょっと面倒くさがられますw

 

さて、話を戻して…エメトセルクのこの森に対する洞察は正しく、ラケティカ大森林も罪喰いの脅威にさらされ続けている。2年前の襲撃では「夜の民」の指導者たちの大半が戦死するほど凄まじい被害が出たらしい。

壊滅寸前の彼らを救ったのがヤ・シュトラ。その後、彼女は導き手として迎えられたようだ。

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まずはここから一番近い「夜の民」の拠点、「ゴーンの砦」へと向かうことに。2年前の襲撃で焼け落ちてしまったが修復されているかもしれない。

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「ゴーンの砦」に到着するが…外から見た感じでは修復されているようには見えない。とりあえずは砦内に入ってみましょう。

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外から見た通り、修復はされていないようだ。ここは放棄して他の拠点に身を寄せているのかもしれないということで次の拠点を当たることに。
しかし…

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突然何者かに取り囲まれてしまう。

 

「これが新しい罪喰い…!?

 まるで、普通の人間じゃないか…!」

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こちらの青年導師はどうやら私たちを罪喰いと勘違いしているらしいが…一体なぜ?

弁明をする私たちに相手も少し迷い始めるが…

 

「きちんと姿を見せて「いる」ってことは示したんだ。

 そして私は、戦力になれるわけじゃない。

 つまり、終始連れ立って歩くのは無意味な行為と言える。」

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「面倒になった」と言い残してエメトセルクは消えてしまう。

そんなことをすれば、私たちがますます疑われると分かっていて確信犯でやってますよね。いい性格してます…w

 

「騒々しくてよ。

 …罪喰いの様子は?」

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現れたのはヤ・シュトラ。

以前までの白い服装も良かったですが、個人的には今回の魔女衣装もかなり好きですね。イメージにピッタリ('ω')ノ

 

「オイラたちには、人にしか見えないが…」と戸惑う青年導師はヤ・シュトラに私たちが本当に罪喰いなのかを尋ねる。

 

「少し遠かったけれど、

 私の目で視た侵入者は、強い光を帯びていたわ。

 あれが罪喰いでなくて何だというの?」

 

あれ?助けてくれると思ったらヤ・シュトラまで私を罪喰い扱い…ヒドス。

久しぶりの登場で忘れていましたが、ヤ・シュトラはエンシェント・テレポの後遺症で視力を失っていましたね。でも、エーテルで見えているはずじゃ?

 

「魔女マトーヤ、お分かりになるでしょう。

 私です…ウリエンジェです。」

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語りかけるウリエンジェに「確かにあなたに視えるわね」と答え、さらにはサンクレッド、そして初対面となるミンフィリアも認識しているようだ。であれば、「どうか武器をおろしていただけませんか?」というウリエンジェに対し…

 

「そうね…。

 あなたが本当にウリエンジェだというのなら、

 隣に連れているのは何だというの?

 その…罪喰いとしか思えない、光に侵されたモノは。」

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地味にショック…!モノ扱い(´・ω・`)

が、ちゃんとウリエンジェが弁明してくれます。

 

「…まさか、お忘れではないでしょう。

 我らが「暁の血盟」の英雄を。

 彼女はついにこちらに至り、

 すでに、2体もの大罪喰いを屠ったのです。」

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流石のヤ・シュトラも動揺を隠せない様子。

少し思案するそぶりを見せ「私の勘違いよ」と、皆に武器をおろすよう指示を送る。「手荒な歓迎になってしまって、すまなかったわね」と謝罪し、私たちを迎え入れてくれる。

 

スリザーバウ

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大きな木の根元をうまく利用した「夜の民」が集う新しい拠点、スリザーバウ。彼らの拠点の中でも特に大きい場所のようだ。

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「夜の民」は闇を崇めてはいるが特別な神を持たず、いくつかの規範に従い、祈りながら静かに暮らしているという。その規範は氾濫後の世界を生きていくための知恵であると同時に、心のよりどころとなっているようだ。

 

詳しい話をするためにヤ・シュトラが使用している部屋へと移動。

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彼女はこれまで第一世界の歴史を調べていたらしい。水晶公を信用していないわけではないが、情報のすべてを彼に依存するのは危ういと考えているようだ。

行きついたこの地、ラケティカ大森林についてもかなりの調査をしたらしいが…大罪喰いの所在は不明のまま…だが、だからこそ絞れると彼女は語る。

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数千年の昔、現在のラケティカ大森林は「ロンカ帝国」という大国の中心地だった。

現在もスリザーバウより東に広がる「イキス・マヤエの森」にはその遺構が数多く残されているだけでなく…今なお、ロンカの護り手によって守られているという。

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彼女自身も何度か調査を試みたようだが、護り手の攻撃を受けながらでは調査どころではなかったようだ。

ということは…そこに大罪喰いが?

 

そういえば”手土産”として持ってきた石板も確かロンカの物だったはず…?

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タイミングが良すぎる手土産に…「何かのときのためにとっておいた、私との交渉材料ではなくて?」と訝しむヤ・シュトラ。とはいえ、手掛かりになるかもしれないため解読してみるようだ。

その間に私たちはスリザーバウの散策を勧められる。

 

「もうしばらくしたら…

 「闇の戦士」と呼ばれているあなたにとって、

 意味のあるものが見られると思うわ」

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と、意味深な言葉…。

 

散策へ向かおうか…というところでサンクレッドがヤ・シュトラに疑問を投げかける。

 

「…不思議なものだな。

 今のお前は、とても活き活きして見える。

 ともすれば、向こうの世界にいた時よりもだ」

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「当然よ、だって私は…

 私の師匠も、ずっと世界の成り立ちを解き明かそうとしていた。

 鏡像世界に渡れるなんて、またとない探求の機会だわ。

 ここで得られる知識は、どれも刺激的よ」

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 堂々とした態度で答えるヤ・シュトラ。そして、きついカウンター…。

 

「…あなたはどうなの、サンクレッド。

 念願のお姫様と会えて、幸せかしら?」

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「お互いもうガキじゃないんだ、皮肉はやめておけ」

サンクレッドはそう言い残し、偵察のために部屋を出て行ってしまう。

 

「私が本物じゃないから」というミンフィリアだが…ヤ・シュトラは言葉を続ける。

 

「思いどおりにならない理由を挙げるのは簡単よ。

 大事なのは、それにどう対処するかだわ。

 とくに、あなたたちの抱えているものは大きい。

 ただ待っていても、だれも肩代わりはしてくれなくてよ」

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Part7イル・メグ編でも書きましたが、サンクレッドの葛藤や少女のミンフィリアに対する接し方をヤ・シュトラにはあっさりと見透かされている感じですね。

 

このカットシーンの後、次のメインクエストを受ける際…

 

「不思議なものね…心理戦なんてお手の物だった彼が、

 たったひとりと出会っただけで、

 あんなにも不器用になってしまう」

 

と言葉にします。

そのことからも彼の変化に気が付いているだけでなく、少なくとも今のままでよいとは思っていないことが伺えます。

ちなみに、ウリエンジェに対しても…「難解な詩を吟じるのをやめて、伝えるための言葉を選ぶようになり始めた」と感想を述べています。

 

夜の民

散策へと出ると先ほどの青年導師と出会う。

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彼の名はルナル。ヤ・シュトラの客として訪れた私たちを歓迎し、スリザーバウのことを教えてくれるらしい。

2年前の罪喰いの襲撃から「夜の民」を護り、冷静なアドバイスを出し、彼らを再起させたヤ・シュトラのことをとても信頼しているようだ。

 

話を聞く前にまずは…と、南にある小部屋へと向かう。

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「夜の民」は旅から帰ったり、光の強い場所に行った後に、暗所に置いた水を体にふりかけて光を祓うらしい。一応、ルナルたち導師が祈りを込めた水のようで、ごくごく僅かに闇の性質を帯びている…と言われているらしい。

これを行っておけば旅人でもスリザーバウの人たちに嫌な顔はされないらしい。

 

彼らは客人にまで信仰を求めはしないが、こういった大事にしていることは知って、流儀には則ってほしいようだ。

 

挨拶にしても然り、ロンカ語で「よき夜を」という意味を持つ「アジントタ」と挨拶をすれば、「夜の民」に認められた客人だと示すことができる。

早速スリザーバウの人たちに挨拶を…が、ミンフィリアがモジモジしている。

 

「あの…私、自分から知らない人に話しかけたことが、

 ほとんどなくって…大丈夫、でしょうか?」

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「大丈夫、大丈夫」と笑うルナルだが、ユールモアに軟禁されていたことを思えば仕方のないことなのでしょう。その影響か性格もかなり内気ですし、本気でビクビクしてる感じ?だったのですが…。

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戻ってくると、かなり興奮した様子のミンフィリア。

彼女が挨拶をするとスリザーバウの人たちは皆、優しく話をしてくれたようだ。「とでもドキドキしましたが、すごく楽しかったです」と嬉しそう。

ヤ・シュトラが話した彼らの信仰を自分で話をして実感できたことが特に嬉しいようだ。

 

さて、続いては作物への水やりのお手伝い。

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先ほどの事が余程嬉しかったのかやる気満々のミンフィリア。

水やりを終え、指定されていたエリサベルに報告。

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つい最近までは、手伝ってくれるトッディアという子がいたらしいのだが、亡くなってしまったらしい…。

「ほかにもっと、力になれることは?」と尋ねるミンフィリアだが、「夜の民」の畑は多くない。必要以上に作りすぎないというのも規範のひとつらしい。

 

さて、エリサベルさんですが「夜の民」、主に信仰や規範について話してくれます。

 

氾濫以前の信仰では光に呑まれたり、罪喰いになった者の魂がどうなるのかを示せなかった。故に、人々は今の時代なりの信仰を、命の答えを探そうとした。

 

「命は終いに、闇へと辿りつく…」

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この世を去った者は、天の暗き海へと運ばれると考えられている。今は光に覆われ見ることは叶わないが、彼らの魂は闇をたゆたい続けている。

 

「だから、地上のあたしたちは祈るのさ。

 運ばれた魂たちが、穏やかであらんことを…。

 彼らを抱く闇が、別れを嘆く生者の上に、いつか戻らんことを」

 

この想いと、密林で生きていくための知恵が混ざり合って「夜の民」の規範は作られているようだ。

生きていく理由さえ見失いそうな世界で、「それでも…生きていた証が、この命が、最後にどこかへ届くのならば…少しだけ強くなって、生きていける気がする」と彼女は語る。

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エリサベルの言葉に思いつめたような表情を浮かべ、「…生きていた、証…」と呟くミンフィリア。何を思っているのか…。

 

天の暗き海

手伝いを済ませ、ルナルのところへと戻ると罪喰いが現れたとの報告が入る。

罪喰いが現れた場所は、エリサベルさんの話に出てきたトッディアが亡くなった場所らしく、発見した男性は葬儀までに彼女の遺品である「命名石」を見つけたかったようだ。

命名石」は「夜の民」が生まれてから生涯を共にする特別な石なのだそうだ。

ルナルは罪喰いがスリザーバウに気が付いていない以上、「こちらから接触する理由はない」とやり過そうとするが…。

 

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話を聞いたミンフィリアは「石を探してくるのを任せてほしい」と申し出る。自分にできるかもしれないことならやりたいと…。

ルナルは迷いながらも”特別””な存在の彼女に任せることにする。

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もちろん、私も一緒です。

 

早速、罪喰いを見つけた場所へと向かうと…

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2体の罪喰いを発見。

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ちょっと先輩ぶって「どう対処すべきだと思う?」と聞いてみます。

ミンフィリアの答えは罪喰いを引き離し、各個撃破。ということで…

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サクッと自分の相手を片付けミンフィリアのもとへ。

気負い過ぎたのか、緊張から怪我をしてしまったようだが…大したことはなさそう。無事、トッディアの命名石も見つけ出しスリザーバウへと戻る。

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見つけてきた石はトッディアの命名石で間違いないようだ。

石を見つけてきた私たちにも葬儀に参列してほしいということなので、ミンフィリアにも声をかけて至暗所へと向かう。

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偵察から戻ってきていたサンクレッドと話しているミンフィリア。勝手に出歩いたことと罪喰いを倒したことを報告?

なんというか、子供が親に言い訳してるような感じ?にも見受けられる。そんな彼女にサンクレッドは「私と一緒なら構わない」と「怪我の手当てはしっかりしておけ」とだけ告げる。

さて今度こそ、至暗所へ。

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無数のロウソクに灯された部屋。

私も青焔のロウソクを渡され、同じように供えて時を待つ。

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ヤ・シュトラとウリエンジェが合流してほどなくして葬儀は開始された。

 

「…我らの友、トッディア。

 光に傷むことなき真名は、ミニーヌ。

 彼女に祈りを…」

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「汝が命を、天の暗き海に還そう。

 苦難は地にある我らとともに。

 汝の行く先に、悲しみと恐れはない」

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「暗き海は満たされる。

 穏やかな静けさと、温かな慈しみで。

 汝を想う、我らの祈りで…」

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空が光に覆われているいま、彼らにとってはこの狭い空間だけが夜空。

トッディアの命名石に呼応するように水の中に光が瞬く。

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「どうか、かの者の命を、天の暗き海にお運びください。

 闇の使い「闇の戦士」よ…」

 

アム・アレーンでテスリーンが話してくれた「闇の戦士」の伝承。源流は「夜の民」の祈りだとヤ・シュトラは教えてくれる。

そして、「トッディアは誰よりも熱心に祈る子だったから…」と、闇の戦士である私が立ち会ってくれて嬉しかったと思うと…。

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「本当に魂を運ぶわけでなくとも…」とミンフィリアが呟く。

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「ここの人たちが、本物の夜空を見ることができたなら、

 きっと感じると思うんです。

 祈りは、ちゃんと届いていた。

 生きていた証が、まだそこに続いているんだって…」

 

「だから何も嘘にはなりはしない」、そして「スリザーバウの人たちに夜空を見せたい」と言葉にする。

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この言葉にサンクレッドは「いい決意だ」と答える。

 

 

                               to be continued...

 

後述

ラケティカ大森林前編は特に盛り上がる展開もなく、「夜の民」の信仰や想いを丁寧に描いていくようなストーリーだったかと思います。

ヤ・シュトラとの合流も果たし、この先一気にストーリーが進み…トレーラーのラストでも描かれていたあの場面がついに…!

って、もう5.1が来ちゃうけどね(´・ω・`)

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

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