LG製 ウルトラワイドモニタ 34UC88-B

今回は年内には書いておこうと思っていたウルトラワイドモニタの紹介です。

前段として、まずは何故ウルトラワイドモニタを購入しようと思ったのかについて、もっと安価なモデルがあるのに無駄に高いモデルにしたのかについてお話していこうと思います。

 

キッカケになったのはPCを新調することにしたことと、デュアルモニタ時の配線が鬱陶しいと感じていたことから思い切って導入してみようと思いました。FF内のフレンドで実際に使用している人もいて色々と意見を聞けたのも大きかったです。

ウルトラワイドモニタ導入前の写真です。

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このモデルを選んだ理由としては、まず3440×1440という解像度。

21:9のウルトラワイドにもいくつかの解像度が存在し、一般的にゲーミングモニタとしての使用するのであれば、コスパの面から見ても主流は2560×1080だと思われます。

ゲーム専用(特にFPS)の用途であれば迷うことなく2560×1080で144Hz対応のゲーミングモニタ。

コチラ↓ ↓ ↓を選択したでしょう。

LG ゲーミング モニター ディスプレイ 34UC79G-B 34インチ/21:9 曲面 ウルトラワイド/IPS 非光沢/144Hz/DisplayPort×1,HDMI×2

ですが、私はゲームだけではなくPCで動画視聴もしますので、出来るだけきれいな画質になるものを選択しました。画質的にはFullHD以上、4K以下といったところです。さらに、FF14であればリフレッシュレート144Hzでなくとも快適にプレイできるのでゲーミングモデルではないこちらのモニタにしました。

 

それではモニタの紹介に移ります。

 

スペック

・画面サイズ:34インチ/解像度:3440×1440/パネル:IPS 非光沢

・入力端子:HDMI(Ver2.0)×2、DisplayPort×1、USB3.0

・輝度:300cd/㎡(標準) /表示色:約10.7億色/応答速度:5ms(GTG)

・高さ調節対応:120mm/チルト対応:上20°~下-5°

・視野角(水平/垂直)178° / 178°(CR≧10)

・VESA対応:100×100mm

AMD FreeSyncにも対応

・暗部の視認性を向上するゲーム機能や、ブルーライト低減機能も搭載

・没入感を高める曲面UltraWideモデル。

 

ウルトラワイドモニタのメリット①(ゲーム編)

まずは下のSSをご覧ください、FF14のゲーム内で撮影したSSです。

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分かりやすくするために加工をしていますが、16:9と表示してある明るい画面が通常皆さんが使用しているであろうモニタの画面だと思ってください。

21:9にしますとそこからさらに横幅が約30%広がります。上のSSでみますと、21:9と書かれて少し暗くなっている部分です。

さて、問題はこれがどんなメリットをもたらすのか。

視認できる範囲が広がる、つまり視野が広がるということになります。これはFPSのようなゲームでは潜んでいる敵の発見が早くなりますし、逆に先制攻撃を仕掛けるチャンスにもなります。これは大きなメリットとなるでしょう。

対人戦がメインではないFF14でもメリットは体感できます。

FF14MMORPGなので、どうしても画面に表示される情報は多めとなっています。上のSSでは消してしまっていますが、ホットバーやチャット欄、PTメンバー、敵の情報の表示が結構多いです。そうなったときに横に長いメリットがでてきます。ゲーム画面を確保しつつ、UIを邪魔にならないように配置できます。

また、見える範囲が広いので周囲の敵の情報がわかりやすくなります。ダンジョンで言えば敵の位置の把握は楽になりますし、レイドであれば画面外からの敵の攻撃(突進など)の発見がとても楽になります。

また忘れていけないのが、このモニタが曲面であるということ。私自身も曲面のモニタを使用するのは人生初で不安だったのですが、これがゲームをするには恐ろしいほどに快適です。没入感が今までと比較にならないくらい高いです。

またAMDユーザーであればAMD FreeSyncを使用することによってより快適にゲームをプレイすることが可能になります。

 

ウルトラワイドモニタのメリット②(通常作業・動画視聴編)

単純に横に画面が長いので、ウィンドウをいくつか起ち上げても表示できる画面が広く16:9のモニタと比べ作業がしやすくなります。

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ブラウザであればフル画面で約3つ表示させることが可能です。

また作業スペースが足りないと感じた方はデュアルモニタの検討もされると思いますが、デュアルモニタにすると電源やケーブルの数が増え邪魔になることに加え電気代も少し高くなります。ウルトラワイドモニタであれば1枚でスッキリさせることが出来るのでお勧めです。

続いて動画視聴ですが、基本的にYoutube等の動画は全画面にしても画面両サイドに黒帯が出ます。ですがシネスコサイズで配信されている映画は元の映画館と同じサイズで視聴が可能になっています。また、ブルーレイディスクシネスコサイズに変更されるはず・・・?

 

ウルトラワイドモニタのデメリット

・PC・グラボの要求性能が高い

FullHDに比べてPCへの負担が大きいためPCスペック、グラフィックボードの性能が通常よりも高くないと使用するのが難しい。

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上のSSはモニタ変更時にFF14ベンチマークを測定した際のSSです。

FullHDでは17000ほどのスコアでしたが、3440×1440に変更すると9000までスコアが下がっています。参考までに私のPCはCPUがCore i7 9700K、グラフィックボードがGTX1070Tiとなっています。

・価格が高い

一般的な16:9のモニタと比較しても価格が高い傾向にあります。特にHDR対応、曲面のモニタなど付加価値が付いた製品になれば一気に価格が上昇します。多くのユーザーはnvidia社のグラフィックボードを使用していると思いますが、nvidia社のG-Sync対応モデルを何かがいい例ですね。高額すぎます・・・。

・場所を取る

思っているよりもモニタ本体が大きいので、設置するスペースをしっかりと確認しておく必要があります。購入する際はサイズをしっかりと確認しましょう。

・慣れるまでに時間がかかる、見えずらい可能性もある

人によってはモニタの大きさのせいで作業がし難くなる可能性もあります。また、今までと完全に見え方が変わるので慣れるまでに時間が必要、見え難くなる可能性もありますので、実機を確認できるのであれば確認したほうが賢明です。

 

 まとめ

 ウルトラワイドモニタの特徴

・デュアルモニタよりもスッキリしていて利便性が良い

・ゲームをする人には有利になる点が複数ある

・画面が広いため作業性が良い

シネスコサイズで映画が見れる

・PCの要求性能が高い

・価格が高い

 

今回はウルトラワイドモニタの紹介でしたがいかがでしたでしょうか?

私の個人的な感想としては、「ここまで変わるか」という驚きが一番です。私はガチゲーマーではありませんが、視野が広がることでここまでゲームがしやすくなるのかと感動してしまいました。

また、普段から複数のブラウザやソフトを立ち上げているので、画面が広いという利点も体感しています。

興味がある方は導入を検討してみてください。エントリーモデルは30,000円程度のモデルからあるので自分に合ったものをしっかりと選びましょう。

最後に私が購入したモニタの紹介を

LG モニター ディスプレイ 34UC88-B 34インチ/曲面 ウルトラワイド(3440×1440)/IPS 非光沢/HDMI×2・DisplayPort/高さ調節対応

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。