Re:おっさん 2nd.season

建売住宅での日々と趣味を中心に綴っていきます

「天気の子」 公開初日に見に行ってみた。

新海誠監督の最新作「天気の子」。

今週は仕事が無いという事で、運よく有給が取得できたので公開日に見に行けることになったので行ってきました。公開初日に映画を見るのは初めてかもしれません。

 

さて、どうせなので朝一番の初回上映に…と思ったのですが、通勤ラッシュとまる被りの時間に運転はしたくないので2回目の10:30分からの上映に行きました。

私が映画を見る際は栃木県のフォーラム那須塩原or福島のイオンシネマという2択になります。どちらも車で1時間以上( ;∀;)

どうせなのでイオンシネマで上映中だった「劇場版 光のお父さん」も一緒に…と思ったのですが、7月18日で”上映終了”になっていました…w

という事で、今回は近いほうという理由でフォーラム那須塩原へGO!!

 

感想を書きますが、公開初日。楽しみになさっている方も多いと思いますのでネタバレはいたしません。何の情報も欲しくないという方は読まないようにお願いいたします。

あらすじ

これは僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語

 

「あの光の中に、行ってみたかった」

 

高1年の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。

しかし生活はすぐに困窮し、

孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、

怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

 

彼のこれからを示唆するかのように、連日振り続ける雨。

そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女と出会う。

 

ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。

彼女には、不思議な能力があった。

 

「ねぇ、今から晴れるよ」

 

少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。

それは祈るだけで、空を晴れにできる力だった

(「天気の子」パンフレットより引用)

 

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グッズは購入しませんでしたがパンフレットだけ購入してきました!

 

ネタバレ無しの感想。

新海誠の代名詞と言ってもいい”映像美”に関しては相変わらず素晴らしい出来です。雨の描写、差し込む陽射しの美しさ、街並みもどれをとっても”流石”としか言いようがありません。”花火”のシーンも綺麗でしたねぇ。

 

ストーリーの前にキャラ設定についてかなりの甘さがあると感じました。

あらすじにもありますが、主人公の帆高が家出をしている状態から物語が始まりますが…そう至った経緯の説明がない。ヒロインである陽菜も映像から読み取れる部分もありますが、弟と二人暮らしに至った経緯は全く説明されていない。

 

実はパンフレットには家出の理由を明確にしなかった理由が書かれてますが…。

 

二人のバックグラウンドがしっかりと見えてこないのは少し厳しいかな。

 

「そんなの要らない」「想像すれば?」

 

というお言葉もあるかもしれませんが、物語に深く入っていくためにはある程度の情報が必要で、サービスシーンや商品PRを入れるくらいなら、その辺の脚本を含めしっかりと作り込むべきだと思うのです。

この映画は「天気の子」であって「君の名は。」のサービス映像でも企業PRでもないのですから。

 

ストーリーはネタバレしたくはないので簡単に。

君の名は。」ほど、大衆にウケる作品にはなりえないとは思いますが、良作と言っていいレベルであるとは思います。

物語の後半、監督自身が「賛否が分かれる攻めた結末」と言っていた場面もすんなり受け入れられた私は”賛”という事になるのでしょうか?

ただ、どうしてもキャラが薄すぎて、さらに単純に帆高に感情移入が出来なかったせいで、「この場面は」というようなところで感動しきれなかった気はします。

 

音楽・BGM共に良かったと思うのですが…流石にRADWIMPSがゴリゴリしすぎていて少しウザったいです。とてもいい楽曲なので本当に「ここぞ!」という場面だけで使用すればもっと良かったかなぁ?

 

視聴後にパンフレットのインタビュー記事を読むと色々と納得するような場面、また感じていたメッセージ性が正しかったのかの答え合わせ出来ますが、劇中でもう少し踏み込んでおけば…というところも多々あります。

まとめ

ほしのこえ」からの新海ファンではありますが、前作「君の名は。」、今作「天気の子」を視聴して感じたのは「私は対象年齢から外れた」という事。

君の名は。」が大ヒットする以前の作品は私が10代~20代で視聴した作品。青臭さ丸出しの”セカイ系”の作風にも違和感なく入っていけたが、今はそれが少し苦しくもある。

君の名は。」、「天気の子」共に10代~20代で見ていればまた感想も違ったのだろうと思います。

 

更に新海監督自身も大衆にウケる作品を作り出したという事で間違いなく作風は変化しています。「君の名は。」新海らしさを薄くしつつ、大衆に受け入れられ大ヒットしたが、「天気の子」はその大ヒットを意識しすぎたせいで色々と大事な部分が抜け落ちてしまっている気がします。抜け落ちているというよりは、定まっていない?もしくはやり切れていないといった感じなのかな?

「天気の子」が大ヒットするのであれば私の考えと感覚がオカシイという事になるでしょうが…w

 

私は評論家ではありませんので点数をつけるようなことはしませんが、機会があればもう一度くらいは視聴してみると違う発見があるのかなぁとも思います。

 

 今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。