ss付きで振り返る FF14 漆黒のヴィランズpart4

アルフィノ、アリゼーの双子と合流した私は水晶公の待つ「星見の間」へと向かう。

 

 

大罪喰い

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第一世界を取り巻く状況を簡単にではあるが理解した私たちに対して水晶公はこう述べた。

 

「人は多くの犠牲を払った結果、

 ひとつの可能性を見出すに至った。

 罪喰いたちの集団を束ねる、上位の個体…

 「大罪喰い」の数は、限られているとわかったのだ。

 蟻が女王なくして巣を作りえないように、

 「大罪喰い」さえ倒してしまえば、

 有象無象のものは、一帯での活動を諦めるだろう。」

 

水晶公の言葉にアルフィノはユールモアのヴァウスリーの動向を気にする。ヴァウスリーは罪喰いを操れることで統治体制を築いているからだ。

それに対しては水晶公も懸念しており、場合によってはユールモアを牽制しながら大罪喰いの討伐を目指さなくてはいけない。

 

ともあれ、大罪喰いの討伐が第八霊災を防ごうとする私たちと水晶公の現在の目的となる。

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が、イマイチ良く分かっていないちょっとお馬鹿な私です。

 

そこで水晶公が世界の統合や霊災について再度説明してくれる。

 

太古の昔、ひとつだった世界は14の世界に分かたれた。

私たちが元々住んでいた「原初世界」と第一世界を含む13の「鏡像世界」。

この世界は隔たれてはいるが、お互いに干渉しあっている。大元である原初世界は特に影響を受けることになるようです。

ある鏡像世界で特定の属性の力が異様に高まってしまうと、水が高いところから低いところに流れるように、高まった属性の力が原初世界に流れ込む。

そんな時に何かのきっかけで、大規模な災害が発生…世界を隔てる壁に割れ目が発生すると…原初世界に向けた力の奔流が発生する。

これによって世界は統合されると同時に、鏡像世界が有していた偏った属性が原初世界に流れ込みきっかけとなった災害を助長する。それが「霊災」の正体。

今までに7つの霊災を伴いながら、7つの鏡像世界が統合されている。

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霊災の詳しい内容はWikiで読めるので興味があれば読んでみてください。

エオルゼアの歴史

 

現在の第一世界は光に偏っている。つまりは統合の条件を満たしている可能性が限りなく高い状態だと言える。

 

その一端を担っているのが罪喰い。

 

本来、「光の氾濫」を回避したはずのノルヴラントが、夜の闇を失うほどの光で満たされているのは不自然。これは自らのテリトリーに強い光を振りまく「大罪喰い」の影響だと水晶公は考えているようだ。

 

アルフィノ、アリゼー共にこの話は聞いていたようです。

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そして、どうも私が来るのを待っていたらしい…。

 

話の続きが気になる所ですが、ライナから緊急事態発生の報告。

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ホルミンスターという場所が罪喰いに襲われているらしい。

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顔を見合わせ、無言で走り去っていく二人。

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「どうか、あなたの力も貸してほしい。

 話の続きは、あるいはこの戦いで、自ずと知れよう。」

 

その言葉を受け私もホルミンスターへと向かいます。

 

ホルミンスターでの戦い

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クリスタリウムと少し離れてはいるが、ホルミンスターとは同じ地域にある集落として協力体制を結んでいるらしい。

状況は芳しくなく、可能な限り衛兵団を投入しているが救出できた村人は半数に届かない…罪喰いの数からライナは「大罪喰い」がいるのではないかと考えているようだ。

 

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アリゼーの「討伐する」という言葉にライナが反応する。

「大罪喰い」は他の罪喰いと比べ物にならないほど膨大な光を有している。倒してしまえば、それが一気に解き放たれ…近くにいる別の生物を新たな「大罪喰い」に変えてしまうらしい。

 

水晶公には考えがあるらしく、「大罪喰い」の相手は私たちが引き受けることになる。

 

ここで「漆黒のヴィランズ」初のIDが解放されますが、折角ですので「フェイス」を使用してID攻略に挑んでいこうと思います。

一応各々のID前のコメントも…。

アルフィノ

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アリゼ

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水晶公

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ライナ

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それではホルミンスターへ。

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殺戮郷村って…ID名キツイな…。

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今回は双子さんと水晶公で挑んでいきます。

少し進むと…

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見覚えのある罪喰いが…!

アム・アレーンでテスリーンを罪喰い化させた…アイツか!

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進む度に繭からモンスターが出現しますが…すべて罪喰い化された人間や動物たち…。

そして最初のボスは…

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「あいつ…

 アム・アレーンで見たヤツだ!」

 

アリゼーも気が付いたようです。

テスリーンが切り落とした左翼がない…間違いなくヤツです。

 

アリゼー、落ち着くんだ!

 私が支援する!」

 

そう言うアルフィノらと共に何とかこれを撃破…。

 

「問題ないわ…

 先を急ぎましょう…!」

 

気丈に振舞うアリゼーですが…嫌な予感しかしません。

 

そして、その予感は的中します。

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「ッ…!?

 そう…あなたもここに…」

 

本当に救われない…残酷すぎる…。

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アリゼー、どうしたんだい?

 顔色が悪いようだが…」

「…問題ないわ

 さあ、先に進みましょう…」

 

彼女は何を思い、どんな気持ちで罪喰いとなったテスリーンと戦ったのでしょう…。

今回から導入された「フェイス」というシステムですが、NPCが語る言葉は決して多くはありません。それでも、少しの言葉でも物語を深めるのにとてもいいシステムだと思います。

 

さらに進むと…ついに現れました。

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「大罪喰い」フィリア

どうも古代ギリシャの「4つの愛」と関連があるのではないかと指摘されている大罪喰いですが…この話は最後まで行ってからのほうがいいのかな?

 

特に問題なく「大罪喰い」を撃破。

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皆様お気づきでしょうが…今回のストーリー上のIDはクリアしても喜びの表情を見せません。このIDの背景からここだけかと思っていたのですが…。

理由はもちろん「大罪喰い」も元は人間もしくは他の生物だったから…だと勝手に思っているのですが…。

 

さて、「大罪喰い」を討伐すると進んできた方向を向いてアリゼーが呟きます。

 

「どうか安らかに…」

 

テスリーンへの別れの言葉…。

 

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倒した大罪喰いから光の放出が始まります。

撤退を進言するライナですが…水晶公は不要だと言い放ちます。

 

「確かに、大罪喰いを殺せば、有していた膨大な光が放出される。

 その光は新たな大罪喰いを生み出し…

 人類はこの100年間、まともに反撃すらできなかった。

 しかし…

 唯一、それを相殺できる力がある。

 それこそが、「光の加護」と呼ばし力。

 ゆえに私は、彼女をここへと喚んだのだ…!」

 

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水晶公

「見よ!

 大罪喰いが放っていた光、

 それによって変じていた世界が、今、戻る!」

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モーレン

「天の、暗き海…。

 闇の戦士が、現れたんだ…!」

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水晶公

「彼方の英雄よ。

 私は、長い長い年月、待ち続けていた。

 光の加護を持ち、

 罪喰いを討ち滅ぼすことのできる…あなたのことを。」

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水晶公は続ける。

イクランドに座した大罪喰いが討たれ、この地に在るべき闇が戻り、正しき夜が訪れた。力のない罪喰いはこの地に根を下ろすことはできないだろう。しかし、取り戻せたのはこの一帯のみ。

 

「私は、この滅びの定めに、反逆したいんだ。

 最大にして…最後の抗いを…!

 それが、そちらの世界を救うことにつながるとしても、

 あなたを強引に喚んだことは、私の身勝手にほかならない。

 この非礼は、いずれ必ず…私の力、命を懸けて償おう。

 だから、今は…!

 私たちに、力を…!

 罪喰いを倒し、世界に闇を取り戻してほしい…!」

 

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「その願いに応え、闇の戦士となろう」

 

この光景に遠くから眺めているアルバートは何を想うのか…。

 

どうしてそこまでして戦うのかアリゼーが水晶公に問います。

この地に生きる人々のため、クリスタリウムの民に平和な明日をもたらすためと答える水晶公だが、クリスタルタワーを喚んだ時には”まだ街はなかったはず”とアリゼーの鋭いつっこみ。

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「…救われてほしい人がいるのだ。

 その人の未来を繋げるならば…

 私は、世界ひとつ、救ってみせる。」

 

真に迫る水晶公の言葉にアリゼーは何も言えない。

これ以上の追及は今は許してほしいという言葉に同意し、ホルミンスターを後にする。

 

ホルミンスターを出ると今後の話し合いになる。

当面の間「闇の戦士」ということは隠したまま行動することになる。闇の戦士本人がクリスタリウムに現れれば民衆の収集がつかなくなる恐れがあることと、ユールモアの動向を警戒してのこと。

 

話し合いが済むと、アリゼーがもう一度ホルミンスターの様子を見てくると呟く。

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「…気づいちゃったのよ。

 戦った罪喰いの中に、知った顔があったこと。」

 

「ちょっとだけひとりにさせて」という彼女を残しクリスタリウムへと帰還する。

 

クリスタリウムへ戻った私はお使いクエストをこなし「ロールクエスト」を開放。アルバート達、「闇の戦士」の足跡をたどるクエストですが、こちらはまたの機会に…。

 

闇の戦士

休息のためにペンダント居住館の私室へ向かう私。

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部屋へと戻った私は外の様子を確認します。

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広がるのは夜空。

街は大変な騒ぎになっていると管理人が教えてくれた。

 

「今度はお前たちが「闇の戦士」か…。

 皮肉なもんだな。」

 

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現れたのはアルバート

女性の部屋に無言で侵入するとは…

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「ここ、自分の部屋なんですけど…」

と抗議するも「だから話しやすいんだろう?」と飄々と答えます。

やはりアルバートの姿は誰にも見えないらしく、その状況で話せば怪しく思われるのは私…。一応気を使ってくれているみたいです。

 

突然、アルフィノ、アリゼーと組んで長いのか問われます。そして…

 

「だとしたら、しっかりと護っておくんだな。

 誰かを救おうと突き進むほど、

 自分にって大事な何かを失うものだ。

 …お前だって、散々そういう経験をしただろう?

 今回は、何を救って、何を失うのやらだ。」

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自身の経験からの忠告でしょう。

私もここに至るまで多くの友を失ってきた…。

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「俺はいつ、嘆くことすら諦めたんだっけな…。

 さまよいながら、うんざりしたんだ。

 仲間を失うのも…あいつらが最後に遺した想いさえ、

 悪と踏みにじられるのも。」

 

この世界に残る伝承では彼らは「光の氾濫」を引き起こした大罪人…。彼らが成した成果はすべて消し去られ、その想いも残らず、ただ”悪”として語られる。

辛すぎますね…。

 

 

「これが、本当の夜空…。」

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「会いに行かなくちゃ…そうすれば、きっと…。」

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そう呟き、少女は歩き出す…。

 

閑話休題 その頃、原初世界では…

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疾走するエスティニアン。

 

彼は今帝国属州にある魔導工場に潜入中である。

目的はもちろん「黒薔薇」潰し。

凄腕受付嬢のタタルさんにエーテルを追跡され、仕事を押し付けられたようだ。

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倒した敵兵にトドメを刺そうとするが…

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「その者は我が同志…帝国の兵ではない。」

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現れたのは元帝国軍団長ガイウス。

エスティニアンと時を同じくして「黒薔薇」を破壊するため魔導工場に潜入していたようだ。

 

二人が直接対面するのはこれが初めて。奇妙な組み合わせですが…。

エスティニアンの問いに、ガイウスが「黒薔薇」の詳細な情報を説明する。

 

その効果から「毒」と呼ばれているが本質的には「魔法」に近い。あらゆる生物が有する生命エネルギー…つまりはエーテルの循環を強制的に停止させる兵器。

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ごく少量でも吸い込めば体の活動が停滞、毒に侵されたように穢れをため込み死に至る。都市に散布すればいっさいの破壊をすることなく住民のみを抹殺できる。

 

悠長に話をしている所に帝国兵の怒鳴り声が…ここは敵地。これ以上話す時間はない。

 

別れ際、ガイウスはエスティニアンにある提案をする。

 

竜騎士エスティニアンよ…。

 これもまた、あの少年が導いた縁として、

 一度だけ問うとしよう。

 我らは、ともに真実を追い求める身。

 …しばし手を組まぬか?」

 

決して乗り気ではないエスティニアン。だが、ガイウスの決意に心が揺らぐ…!?

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「すべての真相を知るために、

 赴かねばならぬのだ…。

 帝都「ガレマルド」、魔導城へ…!

 

                               to be continued...

 

 

後述

今回で物語がやっと動き出した感じがしますね。漆黒エリアに入ってから初のIDとなる「ホルミンスター」。

罪喰い化したテスリーンとの戦いを強いられるアリゼーの心情。

大罪喰いを討伐後の水晶公の決意と願い。

遠くから眺めることしかできないアルバートの想い。

多くの想いが交錯する中で「闇の戦士」となる私。

 

そして、歩き出した少女と原初世界のエスティニアンにガイウス…。

 

今後の展開が気にならないわけがない!

まぁ、2度目ですが(´・ω・`)

2度目ではあるんですが、結末を知っているからこそもう一度ひとりひとりの言葉を読み解いていくと面白い。水晶公とアルバートなんかは特に…。

しかし、本当に進むの遅すぎて完結は何時になるやら…( ;∀;)

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

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