肩の荷が下りた

本日は毎年恒例、労働組合の定期大会が開催されました。

私は今期で執行委員を退任し、いち組合員に戻れました。

 

私が労働組合の執行部に入ったのは8年程前のこと。

 

私の所属している組合は通例として、執行部から誰かが抜ける場合には残るメンバーで話し合って候補者を決め立候補を要請します。

残念ながら、進んで立候補してくれる人がいないため苦肉の策と言ったところでしょうか…。

 

私は目立つタイプでもありませんし、仕事ができる人間だとも思いませんし、やる気も残念ながら人並みでしょう。そんな私になぜ白羽の矢が立ったのか…。

 

第一候補が立候補を拒否したためです。

さらに言えば時間がなかったからでしょう。

 

4月の人事で執行部から管理職に昇進する方が出たため、急遽補選を行わなければいけなくなった訳です。

 

そんなことが重なり私が勧誘され、執行部入りを果たしたわけです。

 

8年、執行部に所属し活動してきましたが、ここ最近の執行部としては早い退任となります。加えて基本的には委員長まで経験して退任するのが普通ですが、私は書記長までしか経験していません。

 

上部団体がある組合と違ってそれほどシビアな組合ではありませんが、団体交渉や協議事項があれば割と私的な時間を取られることも多いですし、それに対する報酬もありません。

 

それらは受けた時点で説明を受けていましたのであまり気にならなかったのですが…。

 

私が辞めたいと思った主な理由は2つ。

 

組合員との温度差。

現書記長との意見の食い違い。

 

緩い社内組合だからか、時代なのか、もしくは私たち執行部がいけなかったのか…組合員は執行部の活動には興味がないのでしょう。

彼らが気になることと言えば”ボーナスがいくらもらえるか”位なものでしょう。

 

その交渉のためにどれだけ準備して、必死になって会社と交渉しているかなんてことは、全く頭にないのです。仕舞には執行部批判を始める。

 

続ければ続けるほど「なんでこんな連中のために」という想いが強くなっていきました。

 

本来、私は昨年で執行部を抜けるつもりでいたのですが、「新任の書記長の補佐を」ということで引き留められ、1年だけ任期を延長しました。

 

書記長就任直後は色々とアドバイスもしましたし、仕事も教えはしました。聞く耳を持っていたかは怪しいところですが…。

なまじ頭がいいだけに自分ひとりで何でもこなせると思っているのでしょう。厄介なことに社長のお気に入りのようなので”調子に乗っている”とも言えます。

 

職場の代表との会議では相手を論破し何も言えない状態にし…結果、何も意見の出ない無駄な会議になってしまう。自分の嫌いな人間に対してはさらに辛辣な意見もするようになっています。

ここ最近では交渉役の会社役員に対しても失礼な言動もするようになってきました。

 

その陰で委員長や私が頭を下げ、色々調整をしていることも知らないのでしょう。

 

もちろん注意はしていますが、私のようにテキトーな人間の意見は聞き入れてはもらえないのでしょう。

 

いままでフォローしてきた委員長と私は今期で退任しました。

 

今後、他の執行部メンバーのフォローはしていくつもりですが書記長に関してはなるべく関わらないように…とか思ってたら、もう揉め事起こしてて先が思いやられます。

 

今回は完全に愚痴です。

読む価値もない記事で申し訳ありません。