トッディアの葬儀を終え、再びヤ・シュトラの部屋へと集まった私たち。どうやら水晶公からの手土産の解読が済んだようです。
常闇に潜みて
水晶公の手土産として持ってきた石板は「ロンカ帝国」の物で間違いないようだ。
ロンカ帝国時代末期、周辺諸国との争いが絶えず領土を奪われていく一方の帝国が、同盟国に救援を願った嘆願書の一部のようだ。石板には救援の要請に加えて、「ロンカの同盟者であることを示す方法」が記されているらしい。
同盟者であることを示すことが出来れば”護り手”と和解し、イキス・マヤエの森に入ることができるかもしれない訳ですが…資料が足りず解読できない模様。
そこで、ロンカ語の解明が比較的すすんでいる碑文「対話の碑石」を見に行ってみようと言うヤ・シュトラ。
同じシチュア湿原にあるようだが、それを保管しているのは「常闇の愛し子」。もとは「夜の民」だったが信仰を独自に解釈し過激な行動をとる一派のようだ。
碑石を調べるためには潜入…ということで、今回は私とサンクレッドが護衛としてついていくことに!
強行突破でもよさそうなものですが…「常闇の愛し子」が毒を生成するために育てている蜘蛛の飼育場に蜂の巣を投げ入れ、混乱している隙に潜入するようです。
さてさて、ハチの巣を投げ入れ「常闇の愛し子」たちは大混乱。
もし出会ってしまったら「強行突破させてもらうとするわ」って…やっぱり強行突破でよかったじゃん!
スニーキングミッション!
こいつら真後ろまで近づいても気が付かない!
と、遊んでいる場合ではありませんね。
ヤ・シュトラと合流し、さっそく石碑の調査!
彼女が石碑の調査をしている間に、敵の警戒をしながら洞窟内にある壁画を見学します。どうも、かなり古い時代のものらしくこの先ロンカの謎に挑むのであれば「知識は得られるだけ得ておくべき」との忠告です。
「異なる時代の、英雄の肖像だそうだ。
神話の時代と、ロンカの時代と…あとは…」
現れたアルバートは「いくつかの仕事を依頼されたんだ」と語り始める。
どうも壁画に覚えがあるようです。
壁画は3枚。
壁画の調査を行っていた?アルバートの知り合いによると、名も知れぬ時代に誰かが最初の絵を描いた。自分たちを導く英雄の絵。そして、ロンカの時代誰かがそれを見つけ、隣に自分たちの英雄の絵を描いたらしい。
そして最後のひとつは…
「あれは…多分、俺たちの絵だ。
あいつ、本当に描いたんだな…」
大きく削られているこの壁画は「光の戦士」だった頃のアルバート達。
「いっそ、削りとったのも本人だったらいい。その方が、まだ…」と苦悶の表情を浮かべ言葉を濁らせる。
「お前の戦いは、未来にどう伝わると思う?」
アルバートの問いに答える前に調査を終えたヤ・シュトラが声をかけてきます。振り返ると、そこにはもう彼の姿はない。
サンクレッドと合流しスリザーバウへと帰還する。
スリザーバウへと戻ったヤ・シュトラはさっそく石板の解読にとりかかり、私たちは休息をとる。
食事の準備ができたところで彼女を呼びに行くと話し声が…。
「あの人には「光の加護」がある。
だから、大罪喰いを倒しても、罪喰いになることはない…
確かにそう聞いたわ。
でも、だとしたらあのエーテルの惨状は何?
とてもじゃないけれど…無事には見えないわ」
会話をしているのはヤ・シュトラとウリエンジェ。
無言のウリエンジェに彼女は推測を述べる。大罪喰いから放出された光は「光の加護」に相殺されておらず、ただ封じられているだけだと…。
「…最終的な対処については、考えがあります。
ただ、それを今話すことはできません。」
頑なに話そうとしないウリエンジェにヤ・シュトラは告げる。「あなたが悪事を働こうとしているとは思わない」だが、「隠しごとばかりでは信じてあげるのが難しくなる」と。
さらに…
「すべての発端になった、あなたが視たという第八霊災の光景…
それは本当に、あなたが喚ばれたときに視たものなのかしら?」
核心に迫る問いを投げかけたところで、突然ユールモア軍が攻めてきたとの知らせが入る。
対話~水晶公の想い~
ここでユールモアへと向かった水晶公へと場面が切り替わる。
クリスタリウムのユールモア軍との衝突、また罪喰い討伐を成す「闇の戦士」へ加担を問い詰めるヴァウスリー。それに対して水晶公は「意思を問いたいのはこちらの方だ」と突き返す。
「大罪喰いの討伐は、世界の悲願だったはずだ。
実際、レイクランドの人々はもちろん、
あの妖精郷の住民までもが、
闇の帰還を喜びとともに迎えている」
水晶公の言葉にヴァウスリーは「わかってない」と返す。
今見ている希望は一時に過ぎず、仮に罪喰を退けたとしても、この世界は手の施しようもないほど壊れてしまっている。残された土地も資源も人が自由に生きるには乏しく、いずれは人同士の争いが始まる。そうなれば人類は今度こそ自滅する。
「だァから、私が管理してやるのサ!
新たなる王…いや、神となって!
人は私のみ憧れ、私の足元で夢を見ル。
私は秩序、私は平穏、私は人に残された唯一無二の幸福ダ!」
んー、見た目に違わぬクズっぷり。
考え方すべてが間違っているわけではないでしょが、結局のところ本音は最後の言葉に集約してしまっていますよねぇ。
常に人を屈服させる側だったヴァウスリー。
「自分以下の者しか知らなければ、その結論にも至るだろう。
だが、人類は、お前が思うよりもしぶとく、したたかだぞ」
足りないものは奪い合うのではなく、足りるように作ればいい。人の知恵や技術はそういう夢で磨かれてきた。時間はかかるだろうが絶対に乗り越える。そのために罪喰いの討伐が必要だとする水晶公。
その言葉を「くだらなイ…誰しも、求めるのは今、自分の幸福だ」とヴァウスリーは一蹴する。
「…それでも、私は見てきたよ。
自分ではもう届くことのない希望に向って、
血も涙も流しながら、誰かの背を押す人を。
託された重みに苦しみ、過ぎゆく別れに泣きながら、
その意味をなくしはしまいと、進んでいく人を。
世界は、そうして繋がれてきたと、私は知っている。
だからこそ、信じて…
眼前のしがらみを断つことに、この命を懸けられる」
う~ん、ちょこちょこ水晶公の言葉で泣きそうになるw
ホントに…ここまで化けるキャラになるとは…。
「私は楽しみにしているんだ。未来への道が開いて、皆が…あの人が、踏み出す瞬間を」と罪喰い討伐への加担をやめないことをヴァウスリーに伝える。
「実に予想通りの回答だヨ!」と笑うヴァウスリー。
水晶公との会談を待つことなく、すでに光の残る各地にユールモア軍を派兵していると告げる。そして、目の前の水晶公に…
どうやら幻影だったもよう。
イキス・マヤエの森と護り手
場面は再びラケティカ大森林へと戻る。
ヴァウスリーが言っていた通り、未だ光に覆われているこの場所にもユールモア軍が侵攻していた。
すでに見回り役の「夜の民」が捕らえられている状況。
「今よりこの森は、ユールモアの管理下に入ることになった。
以後は我らの指示に従え」
淡々と話すランジート将軍。
彼らの傍らには同じラケティカ大森林で暮らす「常闇の愛し子」の姿。どうやらユールモアと密約を結び、森の主権を与える代わりに協力しているようだ…が、絶対騙されてますよね。
「数刻の猶予を与える」
ユールモアに従うものは「常闇の愛し子」の拠点であるウォーヴンオウスに来いと言い残し彼らは去っていく。
毒にやられた見回り役の治療から戻ったルナルとヤ・シュトラ。運び込まれたときには全身に毒が回っていて、残念ながら助けることは出来なかったようだ。
これから皆で話し合いを持つようだが、ルナルは私たちに逃げるように勧めてくる。
「…逃げる?
そんな必要ないわ。
待ち望んでいた彼女たちが来たのだから、
むしろ今は、攻めるべきよ」
ユールモア軍の目的は大罪喰いの討伐の阻止。ならば先に大罪喰いを討伐してしまえばいいだけの話。石板の解析は終わっているようなので急ぎ、イキス・マヤエの森に入る準備を進める。
指定された「トゥシ・メキタ湖」へと到着。
この湖にはロンカの遺跡が沈んでいるようで、イキス・マヤエの森に入るには「ロンカの印章」を取ってくる必要があるようだ。謎解きをして正しい順番で石像に触れれば宝物庫の扉が開く…のですが、間違えても問題ないのでサクッと行きましょう!
「ロンカの印章」をゲットし、ついにイキス・マヤエの森へと向かう。
以前、ヤ・シュトラが侵入を試みたときには護り手がすぐに姿を現したようで、恐らく今回もそうなる可能性が高い。
警戒しながら森を進んでいく…と
突然弓を射られる。警告でしょうか?
が、次の瞬間ガチで狙ってきました。
「待ちなさい」というヤ・シュトラの言葉も聞かずに槍使いが猛突進。
話を聞かない護り手に若干切れ気味のヤ・シュトラだが「ロンカの印章」を見せると彼女たちは攻撃を止める。
「ロンカの…皇帝の書簡に従って、手に入れたわ…!
私たちは、ロンカの同盟者よ…!」
「わあぁ~!
ということは、間に合ったってことなのでしょうかぁ~?」
「どうやら…そのようだ」
護り手はロンカの印章を確認するために、集落まで来いと告げる。
集落に到着し、まずは印章を確認してもらい偽物ではないことを証明。ロンカの同盟者として認めてもらう。
彼女たちは護り手で、弓を携えているのが族長のアルメ、槍で襲ってきたのがウィメ、杖を持っているのがシャイメ。姉妹のようです。
詳しい話は奥で…ということで移動。
彼女たちはロンカ最後の皇帝に仕えた近衛兵の末裔。
「ロンカの叡智は、人の叡智。
これを決して絶やすべからず…。
いずれ同盟者が来るまで、何人からもその知を護るべし、
来たりしときは、望みに応じ、知へと導かん。
以て、ロンカは不滅となる…」
最後の皇帝の言葉に従い森に留まり、三千年もの間ロンカの遺跡を守護してきたようだ。
彼女たちヴィース族は人に比べて約3倍の寿命を持つらしい。
それでも「光の氾濫」、さらには罪喰いの脅威からは逃れられず、氾濫以降は多くの同胞が亡くなっているようだ。現在は氾濫以降に生まれた子供たちを集めた「ファノヴの里」しか残っていない。
また、彼女たちは十代半ばに性別が確定するが、雄になる割合が圧倒的に少なく次の世代に役目を引き継いでいくのが難しい状況だったようだ。
だからこそ「間に合った」なのでしょう。
私たちが来訪したことで彼女たちは使命を果たすことができる。故に望むことがあれば、帝の言葉通りそれに応じてくれるようだ。
事情を説明し大罪喰いの情報を訪ねるが…護り手である彼女たちでもわからないらしい。ウィメの話では「ここ30年くらいは話題に出たことがない」ということらしい。彼女たちが最長老というわけではないようなので、里の中で聞き込みをさせてもらうことに。
聞き込みを終え再び集合。
どうも「ラケティカ大飛瀑」の方にそれらしい罪喰いの姿があるらしい。アルメたちも初耳だったようだ。
ラケティカ大飛瀑への道は罪喰いとの戦いによって崩落してしまっているらしく、彼女たちも近づくことさえできず長年放置されれているらしい。
「どうしても、ということであれば」とアルメ話し出す。
ロンカの神殿のひとつ「キタンナ神影洞」が大飛瀑方面へと繋がっているらしい。長く封印されている神殿ではあるが、扉を開くことができれば大飛瀑へと向かうことができるかもしれないようだ。
扉を開けるには「クムル星遺跡群」から魔力を流せばいいらしいが…そちらにも試練や仕掛けがあり、それらを越えなければ魔力は流せないようだ。
仕掛けや試練については護り手には伝えられておらず、自身で解かなければいかないようだ。
「…なかなか刺激的な挑戦状だけど、どうする?」というヤシュトラ。
もちろん受けて立ちましょう!
遺跡群へは私とアルメ、ヤ・シュトラで向かい、残りのメンバーは他の罪喰いの情報を探ることになり別行動。
魔女の守ったもの
遺跡群へ到着すると早速調査開始。まずは碑文を転写してヤ・シュトラに解読してもらう。ロンカの印章を手に入れたときと同じように、正しい石像に触れればいいようだ。
解読後、ヤ・シュトラが読み上げてくれる碑文から正解を導き出します。一応悩んでいるフリをしておきましょう。
もし間違えた場合、呪詛を受ける可能性があるということでヤ・シュトラが呪詛返しを施して石像に触れる。
正解したことで最初の仕掛けは作動したようです。このまま奥へ進もう…というところでシャイメが焦った様子で現れます。
ユールモア軍がスリザーバウを抜けてイキス・マヤエの森に侵入してきた。スリザーバウの状況は分からないが、森への道を見つけたランジートが進軍を選択したようだ。現在はウィメやサンクレッドたちが足止めをしているらしい。
スリザーバウの状況が気になるだろうが「…戻らないわよ」とヤ・シュトラ。
「時間が厳しいことは知っていた…知っていてここに来たの。
あの子たちが、自分の道を貫いて、戦ったのなら…
私は私の決めたやり方で、ことを成し遂げてみせるわ」
気丈に振舞っていますが…カットシーン後に話しかけると「ユールモア軍…「夜の民」を傷つけていたら、絶対に許しはしないわ…」と言葉にしています。
とにかく急ぎましょう。
内部に入ってみるが、肝心の「大トゥパサ祟神所」へ続く扉は閉ざされたまま。また別の仕掛けを解かなければいけないようだ。
扉へ向かう魔力の流れが不自然に途切れている様子。またフクロウの石像が右側にしかないのは不自然…ということでフクロウの石像を探して持ってきます。
両手に石像、肩にはナナモ様…。
さて、石像を台座に乗せると…
遂に扉が開き、遺跡の最深部へと…。
アルメによると祟神所内部は今まで以上に危険な仕掛けや防衛機能が張り巡らされているらしい。中でも転移魔法で離れ離れにさせられてしまうこと…ということで「ひそひ草」というロンカの遺産。「遠くにいても会話ができる」便利アイテムをゲット。
内部へと侵入し、ひとつ目の扉を開けたところで足止めを行っているウィメから連絡が入る。どうやらユールモア軍から2人が防衛網を突破しこちらに向かっている模様。
ヤ・シュトラが分身したり…
定番の大玉に追われてみたりしながら先へ進む。
定期的に入る連絡から、突破したうちの一人はランジート将軍らしい。恐ろしい速度で奥へと進攻しているようだ。
急ぎ最奥を目指し進んでいると眼前には閉ざされた扉。
扉を開け先へ進むと…
猛ダッシュで向かってくるランジート将軍と将校。その後をシャイメとウィメが追ってきている。こちらも戦闘態勢をとりながら向かっていく。
護り手姉妹が足止めをしている隙に、私は仕掛けへと向かい魔力を流す。
無事仕掛けは作動したが…振り返ったその先では姉妹たちがランジート将軍によって倒されていた。
「次はお前たちだ」と言わんばかりにこちらへと向き直るランジート…
一瞬で間合いを詰め攻撃を仕掛けてくるランジート。間一髪、ヤ・シュトラバリアで難を逃れますが…遅れてやってきたユールモア軍の将校が罠を踏み、入り口側の床が崩落してしまいます。
すると将校が取引を持ち掛けてきます。
スリザーバウを制圧する際に「常闇の愛し子」が調合した毒薬を使用したようで、その解毒薬を渡す代わりに、助けが来た際に「まずは自分から助けろ」と言います。
なんとも間の抜けた要求ですが…
「ならば、貴様の命を以て、敵ひとりでも葬るがいい」
とランジートに崖から蹴り落される…。
同時に崖に飛び込むヤ・シュトラ。
解毒薬を投げ渡すと「…頼むわね」と言い残し落下していく。
睨みあう二人…割って入ったのはミンフィリアの声。
一瞬で状況を理解したサンクレッドがウリエンジェと協力してランジートに奇襲。崖から突き落とすことに成功。
合流後、遺跡から脱出すると状況確認のために少し待機。
アルメによるとヤ・シュトラが落ちた穴は恐ろしく深く、石を投げ入れたところヴィース族の耳でも底に当たる音は聞こえなかったらしい。
連絡を取っていたウィメによるとユールモア軍は撤退。しかし、ユールモア軍の将校のが話した通り、リザーバウの住民が「常闇の愛し子」の毒で苦しんでいるらしい。
解毒薬を分けミンフィリアとサンクレッドはスリザーバウへ。私たちはファノヴの里へと急ぐ。
ファノヴの里へ保護されていたのはルナルだった。
合流したサンクレッドによると、ルナルは毒を受けながらも時間を稼ぐために食らいついたらしい。
目を覚ましたルナルはヤ・シュトラがいないことに気が付く。
事情を説明するとルナルは涙を流し、事実を受け入れられない様子。
話の途中だがアルメが不審者を捕らえたようで、仲間かどうか判断ができないため確認をしてほしいと申し出る。
もちろんこの人です。
「…で、なんだこの状況は?」
再び事情を説明することに…
「仲間が死んだとは、ご愁傷様だ」
「お前が思うほど、命は軽くないんだ…俺たちにとってはな。
それに彼女という賢人は、
そう易々と死を受け入れるようなタチじゃない」
何時ものようにバチバチの二人。
私はサンクレッドの言葉に、ヤ・シュトラが落下していくときの光景を思い返す。
死を覚悟した…という表情には見えない。そういえば、彼女が落下した直後に突風が…。
「…彼女が転落する際のことを、
もう一度、詳しく教えていただけませんか?」
詳細を説明すると「エンシェント・テレポ…」とサンクレッドが呟く。以前彼が巻き込まれたときにも、強い風が吹いたらしい。
さらに、エメトセルクによると一瞬地脈が揺らいだらしい。そして、その揺らぎは一度だけ…ヤ・シュトラは「エンシェント・テレポ」によって未だ地脈をさまよっているようだ。
以前はカ・ヌエの力を借りて救出したが…ここは第一世界…。
「ふむ…面倒だが、私がやってやろうか?
お前たちは、私の言葉をてんで信じないからな。
敵ではないと示せる、いい機会だ」
何を企んでいるのか分かったものではありませんが、現状エメトセルク以外に彼女を地脈から救い出せる者はいない…。
「お前も手を貸せ」ということで、「標の灯火」を使用して地脈から彼女を引き揚げるに足る太い地脈が流れている場所を探す。
見つけ出した場所は大きな木の根元。
「…ま、ここでいいだろう」というエメトセルク。
いとも簡単にヤ・シュトラを地脈から救い出し、「エンシェント・テレポ」の影響でなくなった服まで再現してくれるエメトセルク…実に紳士だ。
「我ながら、ひどい無茶をしたものだわ!
…気づいてくれて、ありがとう」
そういって笑うヤ・シュトラ。
そんな彼女を喜びのあまり抱き上げるルナル。
ヤ・シュトラのこんなシーンはなかなかレアですなぁ。子供をたしなめるような優しい口調で「困った子ね…。あなたが泣いていたら、みんなも不安になってしまうわ」と声をかける。
救出したヤ・シュトラと共にファノヴの里へと戻る。
「…あんな風に、抱き合って感動の再開を果たした奴らも、
いずれは反目しあい、互いを裏切るかもしれない」
アシエンは争いの種を撒く。それは必要だからだと彼は語る。進化を促し、野望を生み、その果てにたいてい”だれか”がやらかして霊災が起こる。しかし、撒いた種に黒い感情を注ぎ育て、花を咲かせたのはいつだってお前たちだった…と。
反論も口論も面倒だから願い下げだと里へ戻るエメトセルク。
里へ戻った私たちは情報を整理し、やはり大罪喰いは「キタンナ神影洞」を抜けた先、ラケティカ大飛瀑に潜んでいる可能性が高いことを確認。周辺に魔力が満ちているということで扉も開くことが出来そう。早速、「キタンナ神影洞」へと向かう。
と、ここでヒントトークタイム。
今回聞けるのは「第一世界に、ほかのアシエンはいつのか?」について。
今現在、第一世界にはエメトセルク以外のアシエンはいないようです。複数で押しかけてもいいが、最近は人員不足らしく空位の「座」が多いらしい。
最初のころは世界ごとに担当があったらしいが…堅苦しい決まりはないらしい。昨今では必要に応じて手を組むし、ひとりでコツコツやりたければそれで…という気風のようです。
ちなみに長らく第一世界で活動していたのはミトロンとアログリフという、仲のいいふたりだったようです。「光の戦士たち」にやられてしまったが、どちらも「転生組」のようで、やろうと思えば替えはきくらしい…。
キタンナ神影洞
さてさて、今度こそ「キタンナ神影洞」へ。
いつも通りフェイスにて…皆さんの意気込みを聞いてみましょう!
ヤ・シュトラ
ウリエンジェ
サンクレッド
ミンフィリア
さぁ…ここまで本当に長かった…。
遂にやってきた「キタンナ神影洞」
今回は行きたがっていたヤ・シュトラ、ウリエンジェ、サンクレッドと共に攻略開始!
さてさて、無駄に長くなってしまったのでサクサク行きましょう。
1ボス ロツァトル
ロンカ神話の巨人を模した石像さんのようです。
フィールド左右のどちらかが安置にある「ロツァトルの罵声」と「赤熱化」の複合範囲にさえ気を付ければ特段問題はない…はず!
2ボス バッツカッチ
「サブソニクス」からの「サウンドウェーブ」によって石柱が倒れてくるので、回避する場所さえ間違えなければ大丈夫!当たっても死なない…はずw
3ボス エロース
ケルベロス…?
そういえば完全にヒト型じゃない大罪喰いは初ですな。
まぁ、問題なく撃破!
例によって…
溢れた光を吸収。
ラケティカ大森林にも夜空が広がる。
「…ねぇ、ウリエンジェ。
取り戻した夜空は、綺麗かしら?」
「すべらかなる漆黒に、星空は清らか…
白に虹に、輝きはあまたちばめられん。
…原初世界と変わりない、美しい夜空です。
穏やかで、優しい…見惚れるほどの、天の暗き海でしょう」
語られる真実
大罪喰いの討伐に成功しファノヴの里へ戻る道中、壁画が描かれた部屋を通る。ヤ・シュトラによれば、使われている顔料の特徴からロンカ時代以前の壁画のようだ。
そこへエメトセルクがやってくる。出迎え…ではなく、「あと数体倒さないと、何とも言えないか」と呟くあたり、恐らく光を吸収した私の様子を確認しに来たのでしょう。
帰ろうとするエメトセルクが壁画に気づき…呟く…。
「…これはまた、懐かしい光景だな」
「この壁画のこと、知っているんですか…?」というミンフィリアの問いに、「むかしむかしは、だれもが知っていたさ」と答えるエメトセルク。
世界が原初世界と鏡像世界に分かたれたとき、すべての命も14の命に分かたれた。それぞれの世界で、別の存在として生まれ変わった。そうして、本来の世界を知るものはいなくなった…。
だが、人は時に夢としてその光景を垣間見た。知らないのに知っている、人類共通の夢。それらが描かれたのがこの壁画。
「…世界が分かたれる前。
そこには栄えた文明があり、多くの命が生きていた。
しかし、理が乱れ、未曽有の災厄が発生。
文明は、命は、危機に立たされた。
その文明の人々は、祈りと犠牲によって、
星の新たな理を紡ぐもの…「星の意思」を生み出した。
その名は、ゾディアーク。
それによって、災厄は鎮められた」
「こうして災厄は過ぎたが、
ゾディアークという強大な力を巡って、人の意見は割れた。
それを封じるべきとする者によって、
枷となるもの…ハイデリンが生み出された」
「ゾディアークとハイデリンは戦った。
結果は、ハイデリンの辛勝…。
ハイデリンが放った渾身の一撃で世界は分かたれ、
ゾディアークもまた、分断されて封印された」
「信じるかどうかは勝手にしてくれ」と話すエメトセルク。
パッチ3.2のメインクエストで”星の代弁者”になったミンフィリアが語った話では…。
光たる「ハイデリン」と闇たる「ゾディアーク」はひとところにあり、闇であるゾディアークが力をつけ光と闇の均衡が崩壊。ゾディアークを星の海より駆逐し、遠い天に封じ、それによって月が出来た。その時に次元の境界も傷つけてしまって、原初世界と十三の鏡像世界が生まれた…的な話でしたな。
さらに衝撃的な事実が…
「あれは、この星にもとよりいた神なんかじゃない。
かつての人によって創られた、星の意志。
最古にして、最強の「蛮神」だ」
「それが妄言でないと言うのなら、知っているあなたは何者なの?」というヤ・シュトラの問いに、「やっと、ついに、それを問うか…」と返すエメトセルク。
「私たち、とくにオリジナルと呼ばれるアシエンはな…
ゾディアークを召喚せし者。
つまり、分かたれる以前の世界の人だよ」
「私は、世界を…人を…真なる形に戻したいのさ。当然の欲求だろう?」
そう言い残し、エメトセルクは去っていく。
エメトセルクの言葉の真偽はともかく、話し合いをするのはアルフィノ、アリゼーらと合流してから。まずはファノヴの里へと戻り、アルメたちと合流。その後、スリザーバウへと帰還する。
ユールモア軍は夜を取り戻した空を見て完全撤退。「常闇の愛し子」もまた、本拠地である洞窟の奥へと引き返したらしい。
「…祈りは、ちゃんと届いてた。
そう感じたとき、言葉にできないほど勇気が出た。
人の命は…きっと、ボロボロのこの世界でさえ、
ただ終わっていくだけじゃないんだ」
夜空を見上げ言葉を紡ぐルナル。
「せめて一度くらい、みんなを讃えて宴を…!」というルナルに「彼らは行くわ、次に成すべきことをしに。そして、私もまた、彼らとともに…」と答えるヤ・シュトラ。
「…わかった。
でも、みんなへの感謝は決して忘れないよ。
あの…美しい闇に誓って」
クリスタリウムへ帰還する前にヤ・シュトラに呼ばれ、彼女の部屋へ。
私の体に起こっている変化について教えてくれる。大罪喰い討伐で放出された光は、「光の加護」で相殺されていない。ただ、自身の中にため込まれているだけだと。
異変を感じたらすぐに相談するように忠告を受ける。
別れをすませ、全員が合流したところでクリスタリウムへと帰還する。
to be continued...
後述
さてさて、今月は仕事の関係でブログ自体をほぼ更新出来ていない状態ですが…何とか続けていきましょう。
サブキャラも5.1までのストーリー自体は終わらせているので時間さえできればすぐなんですけどねw
今回、ラケティカ大森林でヤ・シュトラが合流し、原初世界から渡ったメンバーは全員合流することが出来ました。
空が光で覆われているのも後2つの地域のみ。サンクレッドとミンフィリアの関係、水晶公の正体、エメトセルクの動向など終盤に向けて楽しみが満載です。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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