ss付きで振り返る FF14 漆黒のヴィランズpart14

ヴァウスリーとの決着をつけるためコルシア島へと到着した私たち。遂に最後の大罪喰いとの戦いが始まる。 

 

 

膨らんだ嘘

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ライト村に到着した私たち、早速リーンが大罪喰いの気配を辿ってみるが、何やら戸惑っている様子。どうやらユールモア周辺に、罪喰いとも人とも知れない気配が集まっているのだという。

「もう少し近くに」という彼女の言葉で、先行している他のメンバーと合流することにする。

 

余計な騒ぎを回避するために私が先行してユールモアへ向け出発する。道中騒ぎになるような出来事はなかったが、ヴァウスリーを讃える様子のおかしい住民たちと出会う。

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ゲートタウンにてサンクレッド、ウリエンジェと合流するも…道中で出会った者たちと同様に住民たちの様子がおかしい。

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ウリエンジェによると異常な行動をとっている住民たちは皆、夢うつつのようではあるがヴァウスリーを讃えているのだという。

そのことからヴァウスリーの操る魅了、精神支配の術にかかっているのは間違いないようだが…かかり方に差がありすぎる。

偵察に出ているヤ・シュトラ、アリゼーの報告を待つべきか…。

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ここで私の後をついてきていたアルフィノ、リーンも合流する。

 

「…ユールモアの最上階あたりに、

 かなり強大な罪喰いがいるのを感じます。

 ただ、大井戸のときと違って、なんだか異質な気配なんです。

 純粋な罪喰いとは違う…混ざり合ったみたいな…」

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最上階あたりということは、大罪喰いはやはり…

 

「あっ…!

 今度こそ、アルフィノさん…か?」

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声に振り返るとそこにはアリゼーと共にカイ・シルの姿が。

”ゲートタウンの様子を窺っている怪しい奴”、と言うことでアリゼーが声をかけたようだが、アルフィノの知り合いのようだったため連れてきたようだ。

 

「あの…実は、クリスタリウムに情報を投げたのは俺なんです。

 ユールモアから逃がしてもらったあと、よそに行くことも考えました。

 でも、仕切り直す前に、恩を返したいと思って…」

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協力者はまさかのカイ・シルだった。

コルシア島ならば慣れているため、潜伏しながらでも暮らしていけると考え、ユールモアの情報をクリスタリウムへと送ろうと考えたらしい。

 

異変が起こる以前からゲートタウンの様子を窺っていたカイ・シルによると、少し前に飛空艇が戻ってきたと同時にゲートタウンに聞こえるほどの大声でヴァウスリーが怒り出したらしい。

怒鳴り声が収まると、温かい風のようなものが吹き、その後一部の人間の様子がおかしくなったようだ。彼の知る限り、ゲートタウンに長くいる者の方がおかしくなっているらしい。

 

「ちょっといいかしら?

 気になるものを見つけたから、リーンに視てもらいたいの」

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戻ってきたヤ・シュトラが手にしていたのは「メオル」。ユールモアから配給されているゲートタウンの住民たちの食料だ。

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「まさか…こんなことって…!

 今なら、わかります…これは…。

 これは、罪喰いです。

 罪喰いの…体です…」

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衝撃の事実に対して驚く一同に対して、ヤ・シュトラの反応は「…やっぱりね」と冷静なものだった。

メオルを口にしていても正常な人なら自浄作用が働いて罪喰いになることはない。それでも長年繰り返していれば影響が残る可能性も…。

ヴァウスリーが罪喰いに命令ができるのであれば、メオルを食べ罪喰い近づいてしまった者も彼に従いやすくなるのかもしれない…であれば、古参の者から異常をきたすのも頷けると語るウリエンジェ。

 

「何よ…何よそれ…!

 罪喰いを呼び集めて、食料として配ってたってこと!?

 いつ体がおかしくなっちゃうかもしれないのに!?

 そんなの、どうかしてる…!

 罪喰いになりかけて、仕方なく命を絶った人だっている。

 なのに…っ!」

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激高するアリゼーの言葉にアルフィノは呟く。

 

「罪喰いを「呼び集めて」…どうかあそうあってほしいと、心から願うよ」

 

ユールモアに潜入した際に、私がくすり師から聞いた言葉をアルフィノは覚えていたらしい。ユールモアには多くの者が招かれるが…出ていくものは…。

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「終わりにしよう。

 数多の犠牲の上に築かれた、ヴァウスリーの楽園を。

 動機に一縷の理があったとしても、

 生きとし生ける者の尊厳をもって、彼の行いは許しがたい」

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突入

入口が限られているユールモア。さらにはこちらの顔は割れていることから、秘密裏の侵入は難しいため正面切っての強行突破で最上階を目指す。

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「ンン…感じる、感じるゾ…!

 私の人形ではない者が、この楽園に踏み込んでいル…!

 アアァ…あいつらダ…!

 また私を邪魔しにきた、混沌を引き連れて!

 嫌ダ…嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダッ!

 あいつらを、もう私に近づけるなナァァァッ!」

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ヴァウスリーの声とともにユールモアから怪しい光が放たれる。

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ヴァウスリーに操られた住民たちが私たちの行く手を阻むように集まってくる。

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仲間たちの援護を受け最上階を目指す…

広間に出たところで突如、声を掛けられた。

 

「…我が主ならば、変わらず頂上の執務室よ」

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「そこが主の、最後の楽園。

 なれば臣下は命を懸けて、それを護らねばならぬ」

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声の主はランジート。

アム・アレーンではサンクレッドが奮戦し何とか退けたが…やはりそう簡単には倒れてはくれないらしい。

 

「どうして、そこまで…」

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問う私にランジートは答える。

人は人である限り、正しく在ろうとするほどに戦から逃れられない。だからこそ、正しくもなく、ただの人でもない、ヴァウスリーの掲げる平和に賭けたと。

多くを語るつもりはないらしく…

 

「我はユールモアの理想に殉ずる一兵。

 貴様は、相対する反逆者。

 構えよ、いざ決着をつけようぞ…!」

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攻撃態勢に入るランジートに対しこちらも剣を抜く。

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激しい攻勢をかけるランジートの猛攻を凌ぎ、彼を撃破する…。

戦闘中、かつてヴァウスリーに敗れたことを語るランジート。敗れたからこそ、ただ兵器としてヴァウスリーの掲げる平和に殉じた…。

それでも彼の最後の言葉は…歴代のミンフィリアたちを大切にしていたことをうかがわせるものだった。

 

「ああ…ここにいたか…我が娘たちよ…」

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ランジートに関しては”強キャラ”扱いではありましたが、あまり掘り下げられた設定がないので思い入れがないのが残念です。一応、ノルヴラント以外の土地にルーツを持ち、特殊な武術を継承する一族の末裔らしいのですが…もしかしたら、今後のエデンで絡んでこないかなぁ…と少し期待しないでもないw

 

ランジートを倒して間もなく、援護にまわってくれていたみんなが合流してくる。操られていた住民の波が途切れたことで追いつけたようだ。

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ともかく、ランジートを倒したことで行く手を阻む者はもういない…。

遂にヴァウスリーの執務室へ突入する。

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ヴァウスリーの正体

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「辿りついたぞ…!

 観念するんだ、ドン・ヴァウスリー!

 ノルヴラントは、もはやお前を戴くことはない。

 これまで欺き翻弄してきた人々に、心からの謝罪を。

 そして…願わくば、今度こそ。

 人を信じ、皆が未来に進むために、その力を使ってほしい」

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執務室に入ってきた私たちに何の反応も示さないヴァウスリー。アルフィノの言葉にもなにも返すことはない…。

するとミンフィリアが怯えたように言葉を発する。

 

「違います、アルフィノさん…。

 彼は…違うんです…。

 人だけど、人じゃない…。

 大罪喰いの気配が、混じっています!」

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「ショクザイ?ミンナ?未来?

 何を、ナニヲ、何を言っているのだネ。

 私は秩序、私はルール、私だけが絶対の正義。

 私は人を統べ、罪喰いを統べル…」

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全ては最初から決まっていた、世界は自分に救われるためにこういう形にできている。だから、上手くいかないことがあるはずがない、ましてや追い詰められることなど…。

 

「ナイ、必要ナイ、理由がない、罪などなイッ!

 私は愚かなヒトを導いてやる、誰より正しく利口な王ダ!

 こんな下賤なクズどもにィィ!

 侵されていいわけがないィィィィッ!」

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元から人を見下し、口調から正常な精神状態でないことは分かっていますが、ここまでの自分勝手さ…地面を叩きつける様は、まるで駄々をこねる子供…。

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そんな彼の姿に皆一様に冷たい視線。

 

「そうダ、やり直さなくては。

 創り直さなくては……私の楽園ヲ」

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地面を叩くのを止め、呟き顔を上げるヴァウスリー。

 

「ッ…いけない!

 彼を止めて、サンクレッド!」

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何かを感じたのかリーンが叫ぶ。その声に一瞬で反応したサンクレッドがヴァウスリーに向かって走り出すが…。

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突然の奇声に頭が揺さぶられる私たち…そして、その間にヴァウスリーは背中に生えた翼で飛び去ってしまう。

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ヴァウスリーが飛び去った後…大きな音とともに突如建物が激しく揺れる。

何が起こったのか確認するため外へと駆け出す…。

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その視線の先には信じられない光景が…。

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「すぐにヴァウスリーを追おう!」

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そう言葉にした私に「待ってくれ!」と、珍しくアルフィノが止めに入る。

宙に浮いている山はコルシア島の最高峰、グルグ火山。断崖の先にあるために焦って向かったところで辿りつくことは出来ないとアルフィノは語る。

 

「だから…まず、この街の…

 ユールモアの民を、助けさせてはくれないか?

 頼む…!

 戦いに巻き込まれた人の、応急処置だけでも構わない!」

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ユールモアに乗り込む前から住民を案じていたアルフィノ。もちろん彼の願いを否定するようなことはしない。私を含め全員で負傷者の手当てへと向かう。

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失われた楽園の夢

ヴァウスリーが掛けた精神支配はリーンが解くことが出来るようで、すでに対処を始めていた。私は「ドリームパウダー」を使って精神支配を受けている住民を眠らせる仕事を任される。ユールモアの外にある廃船街、樹幹の層、樹梢の層と下層から上層へと向かいながら対象者を眠らせていく。

 

一通り見回ってリーンの所へ向かうと、彼女は地道に精神支配を解いている。

「ミンフィリアから授かった大事な力、皆さんのために使いたいんです」と話すリーン。私も彼女を見習って負傷者の手当てへと向かう。

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精神支配を受けていた住民、負傷者の手当てを終える。

重要なのはここから…ユールモアで、ヴァウスリーの庇護下で享楽を貪ってきた彼らに、事実をどう伝えるか、伝えたうえでどうするか…。

ここはやはり彼の出番。

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「これから話すことは、あなた方にとって衝撃だろう。

 だが、事実として、あなた方は今この現場にいる。

 だからこそ受け止めてくれると信じて、真相を語りたい。

 …ドン・ヴァウスリーは、大罪喰いだった。

 彼がもたらす、メオルという無尽蔵の食料も、

 魂の救済も、すべては欺瞞だったのだ。」

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アルフィノの言葉に呆然とする者、涙を流す者、うつむいたまま顔を上げない者…皆、様々な反応を見せるが、アリゼーの言葉を借りれば「しんどそう」という表現になる。

「では、私たちはずっと、ヴァウスリーに操られていたのですか?」

 

一人の自由市民がアルフィノに問う。

 

先ほど私たちを襲ってきたときは、意識のない彼の傀儡になっていたと思われる。

だが…

 

「しかし、それ以前のことは…

 ヴァウスリーへの評価こそ不自然なものがあったにせよ、

 自身の行いを、自身のものとして記憶しているのでは?」

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「この都に足を踏み入れ、享楽を貪ったのは、

 間違いなくあなた方だ。

 その過程で、持たざる者を足蹴にしたとしたら、

 それはあなたの意志によるものだ」

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アルフィノの言葉にうなだれる住民たち…自身の行動を思い返しているのだろうか?

彼らユールモアの住民の是非を問うのは、自身の良心であり、自身が虐げた者であり…これからの歴史だろうとアルフィノは続けた。

そして最後に…

 

「あなた方の、熟れた夢は終わった。

 …それでも私は、あなた方に生きてほしいと願う。

 ここからまた、歩き出してほしいとも。

 この世界はもう…誰も、失うべきじゃないんだ」

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最後にそう締めくくると「伝えたいことは伝えたよ」と私たちのところへと戻ってくるアルフィノ。もうここに留まる理由もない、早くヴァウスリーを追いかけなければ…

 

「…私たちに、何かできることはあるか?」

 

出発しようとする私たちにそんな声が掛けられる。

命を懸けて真実を明らかにした私たちに対して、少しでも報いることが出来るなら…「まずはそこから始めたい」と声を掛けてくれたようだ。

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その言葉に甘え、「グルグ火山」への道を尋ねる。

飛空艇で断崖を越えるのはどうか?という意見が出るが、空中で攻撃を受けてしまうと一網打尽にされる可能性があるので、なるべく地上から向かいたいと告げる。

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さらに話を聞いてみると、「光の氾濫」以前は断崖の上に住んでいる一族と交易をしていたらしい。そして、その行き来には「ラダー大昇降機」を使っていたが…ヴァウスリーが元首となってからは使用されておらず、専用のタロースを修理するところから始めなければいけないようだ…。

 

「…タロース?

 今、タロースを動かしたいっておっしゃったかしら?」

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「はい、はいは~い!

 タロースを動かすことなら、任せてちょうだい!」

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声を上げたのはユールモア潜入の際に、アルフィノが画家として仕えたチャイ夫人。

聞けば彼の夫、チャイ・ヌズ氏はタロース操業の大家、ダイダロス社の跡取りなのだという。ダイダロス社といえば、アム・アレーンで最後までタロース操業にかかわっていた企業だ。

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チャイ氏は「出来るかどうかわからない」と自信なさげだが、夫人には弱いようで結局は彼女の圧力に負け、「見てみるだけだ」といいながらも手伝ってくれるようだ。

そんな様子を見てアリゼーはアルフィノに声を掛ける。

 

「よかったわね、アルフィノ!」

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アリゼーの笑顔が印象的ですが、こういった状況を生み出したのは間違いなくアルフィノ。彼の想いが住民たちにも届いた結果。それが嬉しくてたまらないのかもしれません。

 

ラダー大昇降機

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ラダー大昇降機の最下層「ボトムラング」に到着すると既にチャイ氏がタロースの点検作業を行っていた。

ヴァウスリーが元首になってから使用されていないということは、約20年は使用されていないことになるが、どうやらユールモアの倉庫に大事に保管されていたようだ。

チャイ氏が起動のための点検を、ウリエンジェとヤ・シュトラは魔法的な見地でサポートを行うということで、私を含め他の人々は大昇降機そのものの補修や材料調達を行うことになった。

 

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補修に必要な木材を調達するために「ヴェンモント造船所」を訪れる。

大昇降機を修理するために木材を分けてほしいと話をするが、「今更そんなことする奴がいるわけねぇだろ!」と疑われてしまう。

何とか木材を分けてもらうために、彼らの手伝いをすることになる。「板材」の枚数を数えるという簡単な仕事だが、これで何とか木材を分けてもらえることになった。

 

再度、大昇降機を修理する旨を伝えると木材だけではなく、彼ら自身が手伝うと申し出てくれる。造船所とは名ばかりで、バラックばかりを作る生活に飽き飽きしていたらしい。「あとで仲間を連れて行く」と約束をして私はボトムラングへと戻る。

 

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ボトムラングへと戻った私はウリエンジェに造船所でのやり取りを話し、木材だけでなく職人たちの手を借りられることを説明する。

肝心のタロースの修理だが、少々苦戦しているようだが状態は改善されて行っているようだ。

 

「ほどなくして、すべての用意が整うでしょう。

 時間はかかりましたが、今やっと、人は向きを同じくして、

 滅びの宿命に打ち勝たんとしている…。

 クロロさん(キャラ名)、その結末にはどうか、

 あなたの笑顔があらんことを。

 冒険の終わりには、別れがつきものなのだとしても…」

 

ウリエンジェは意味深な言葉で話の最後を締めくくった…。

 

 

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人手は足りているということで、昇降機が動いた後のことも考え私は少し体を休めておくことになる。

各々の作業風景を眺めていると…

 

「おおぅ…ユールモアの市民が働いている…。

 これはまた、ずいぶんと勢いよく掌を返したな」

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こんな皮肉を言うのは彼しかいない…どうやら、今回は着いてきたらしい。

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こちらに近寄りながら彼は問う。

 

「どうあっても意見が異なる…いくら話しても納得できない…

 そんな相手との決着のつけ方を、知ってるか?」

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いきなり何の話?そして質問しておいて、自分で答えを話しだします。

「簡単なのは、力で打ちのめして、相手の主張を屠ること」。アラグでもガレマールでも、結局大勢はそれを支持し、手っ取り早く繁栄をもたらしたと話す。

その一方で、戦いの末、勝者の願いが優先されようとも敗者もまた尊重され、ある種の和解に至ることがあるという。その決着に行きつくのはとても難しい。「勝者が敗者を見下さず、憐れまず、敗者が勝者を仇としない」、その両方が必要になるからだ。

 

私たちがユールモアに乗り込んだ時点で、彼は前者、つまり力で打ちのめすことになると思ったようだ。「まさかこうなるとは」と彼なりに私たちを褒めているらしい。

 

「しかしまあ、にぎやかなことだ…。

 同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな」

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作業する人々を眺め、唐突にエメトセルクが呟く…。

私が意外そうな表情を浮かべると、「血も涙もないと思ったか?」、「心外だ」と嫌悪感たっぷりの表情を返される…。

 

「…普通にいたさ。

 太古の昔、真なる世界に…家族も、友も、恋人だって」

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表情は一変…寂しさなのか…切なさなのか…。

いい世界だった、穏やかで、朗らかで…真なる人は強固な魂を持ち、永遠に近い時を生きた。それ故、余裕のなさから生じる争いもなく、異なる意見を持ったとしても同じ分だけ認め合えた。

 

「アーモロートの街並みは壮麗で美しく、

 高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。

 …なんて。

 言ったところで、思い出すわけもないか」

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「…思い出す?」

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「いいさ、忘れてくれ」

そういって話を切ると「だが、今よりもずっといい世界だった」、戦い続けてきた私こそ「案外、気に入ると思う」と…そして、「忘れるな」と前置きをして、私は原初世界の人間で統合される側ではなく、統合する側の器。すべての霊災を生き抜けば、彼に近しい存在になると語った。

 

「ああそうだ、ひとつだけ聞いておきたいことがあった。

 …お前、水晶公の素性についてどこまで知っている?

 あのフードなしに、素顔で話したことは?」

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その問いに首を振り「否」と答えると、「謎解きの参考にさせてもらう」という言葉を残すと、踵を返し彼は去っていった。

 

「すごいわ、あなた!

 ダイダロス社の名に恥じない、すばらしい偉業よ!」

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チャイ夫人の声、多くの歓声に振り返ると修理を終えたタロースが立ち上がるところだった。

 

「タロース、動いたみたいだな」

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こちらも今回は着いてきていたアルバート

ここ最近、アルバートは私と再会したとき…自分の形すら見失っていた理由について考えていたらしい。

 

「多分…心なんてない方がいいと感じるほど、

 打ちひしがれていた」

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「光の氾濫」での出来事、仲間が悪く言われること…色々あったが一番効いたのは「孤独」。それは時よりも人を追い詰める…エメトセルク達たちアシエンも蝕まれているのかもしれないと語る。

 

「だから俺は、そばにいてくれる奴を失うような選択は勧めない。

 永遠をもらえたって、わりにあうものか」

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タロースが起動したことでラダー大昇降機が既に動かせそうだとアルフィノが知らせてくれる。久しぶりの稼働にはなるが、まずは私たちに乗ってはどうか?ということなので昇降機へと向かう。

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かつて自分も 仲間とともに

ラダー大昇降機に乗ったことがあった

遠くに広がる水平線と 小さくなっていく眼下の街

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感情と緊張が入り交じり 互いに言葉は少なく

昇降機の軋む音ばかりが響いていた

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――それを記憶する者も 今は亡く

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あの日の旅は どこへ続いていたのだろう

答えを探しながら 再び断崖を昇っていく――

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                                to be continued...

 

後述

あと一歩のところまでヴァウスリーを追い詰めながらも、結局逃げられてしまいます。それでもアルフィノの言葉を受けて、少しずつ変わり始めるユールモアの住民たち。夢は終わって、この先現実を受け入れて生きていく彼らはどうなっていくのか…。

 

今回一番のポイントはエメトセルクの「言ったところで、思い出すわけもないか」という言葉でしょうか?彼の口ぶりですと、過去私はエメトセルクとは近しい人間だったということになりますが…。

 

何はともあれ、次回は…今度こそコルシア島、最終決戦!

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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