怒涛の展開で5.3メインストーリーも一気に佳境へ。
エリディブスの正体も判明し、ユールモアへ向かった私を待ち受けていたのは……
稀なるつわもの
ユールモアへ到着した私とヤ・シュトラは、チャイ・ヌズと話をしている賢人たちのもとへと歩み寄り、さっそく海底での出来事を共有することにした。
エリディブスが蛮神だという話にサンクレッドは「納得できる」という。
各地を回って黒仮面を排除してきたようだが、それらは「弱すぎる」というのが全員の意見だった。大方、新たな「光の戦士」に箔をつけるための策だろうと、サンクレッドは推測した。
彼らが回ってきた各地に加え、ここコルシア島でも「光の戦士」のことが話題になっているようで、チャイ・ヌズとはその話をしていたようだ。
「あらまあ!
なんだか不思議なお空だわ!」
チャイ夫人は外を見ながら声を上げる。
その光景を見て私たちは外へと駆け出した。
流星雨の幻影にアーモロート。
その光景を見た住人たちの中には、クリスタリウムの時と同様に「声」を聞く者が現れ始めていた。
そして……
「光ハ……我ラ……導カン……。
闇ヲ……打チ倒シ…………
真ナル平和ヲ、取リ戻ス……ッ!」
魔法陣から次々と現れる「何者か」。その狙いは間違いなく私たちで、倒しても実体はなかった。
「まずい……かもしれません」
「何者か」が現れている魔法陣はクリスタルタワーの、水晶公のものと同じだという。彼がそんなことをするとは考えられないが、術式としてはそうなっている。
「エーテルの流れが乱れてる……
もたもたしてたら、また襲撃者が来そうよ」
街の人たちを巻き込むわけにはいかないため、ひとまず移動することを提案するヤ・シュトラ。
「ま、待て……!
そういうことなら、一番速い飛空艇を貸してやる!
クリスタリウムに向かいながら、
どうするのが最善か、適宜判断しろ!」
その言葉に甘え飛空艇へと乗り込みクリスタリウムを目指すことにした。だが、途中で召喚された「何者か」の襲撃を受け、已む無く不時着することとなった。
不時着した先はアム・アレーン。
モルドスークの人々や、マグヌスたちの力を借りて先へと進んでいく。
待ち受けていた「幻影のシーフ」を倒すも、この先は行き止まり。困っていると……
「あら、行き止まりでお困りかしら?
そんな時は、必ず呼んでと言ったでしょう……それ!」
現れたフェオの転送魔法に乗ってイル・メグへと飛ぶことができた。
かつて戦ったインク=ゾンたち水妖をはじめ、すべての妖精たちの力を借り先へと進む。
「秘密の小道を拓くわ」というフェオ。その道を抜けるとレイクランドへと入り、クリスタルタワーが見えてきた。
衛兵団をはじめ、ケリッグ、グランゾン、ルー・リーク、そしてジオット。多くの人の助けを受け、辿りついた先に待っていたのは……
それを、何とか退けると……
クリスタリウムは目前に迫っていた。
「ねぇ、ウリエンジェ……
戦っていて思ったのだけれど、この襲撃者たちって……」
「……世界を救わんと、立ち上がりし者。
恐らくは、鏡像世界の英雄たちではないかと」
アリゼーの問いに、ウリエンジェは答えた。
彼らが現れたのは、流星雨の幻影と同時。それは、ノルヴラントに「我もまた世界を救わん」と決意するものが増えた瞬間でもある。
「そうして彼方と此方の救済への願いが今、
この地でひとつになっている。
然れば、裏で手を引いているのは……」
エリディブスが関わっているのは間違いない。そして、召喚術が水晶公のものであるのであれば彼が危険な状態にある可能性が高い。
急ぎクリスタリウムを目指そうとする私たちだったが、その目の前には……多くの英雄たちの幻体が立ちはだかっていた。
「混戦に持ち込めば死角は生まれる……そうでしたよね」と尋ねるリーン。その言葉に、「ひとり先に行かせる」くらいは不可能じゃないとサンクレッドは応じる。
私はこの場を仲間に任せると、クリスタリウムへと急ぐことにした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「……できた」
遂に完成させたソウル・サイフォンを手に取りながら水晶公は呟いた。
ベーク=ラグによれば、ソウル・サイフォンには水晶公の記憶が入っているようだ。帰還に使用する他の5本にも、術は定着していることが確認できた。
すぐに使い魔を使って報せようとするベーク=ラグだったが……そこに、エリディブスが現れる。
「……エメトセルクと「闇の戦士」の決戦を垣間見たときから、
この策は決まっていた。
君の使う、次元の狭間さえ超えた召喚術……
それを利用して、あらゆる世界の英雄を喚び寄せよう……と」
ひとつの世界の想いではなく、幾つもの世界の想い。それを束ねれば「闇を討つに足ると思わないか」とエリディブスはいう。
「残念だが、あの召喚術にはそれなりの準備がいる。
お前の期待には沿えないだろう」
水晶公の言葉にエリディブスは動じない。
完全な形で召喚する必要は無く、「悪を倒さんと盛る魂を、刹那、こちらのエーテルを焼きつけられれば十分だ」という。
そうして生まれた幻体に、囁く。
「何百、何千年と、そうしてきたように……。
「討つべき闇は、そこにいるぞ」と……」
「……私それに、手を貸すとでも?」
「いいや……だから死んでもらいたいのだよ。
その身体ごと、術をいただいていく」
斧を構え、臨戦態勢をとるエリディブス。
だがエリディブスよりも先に、ベーク=ラグの使い魔ルゴスが攻撃を仕掛けた。
その隙に逃げようとする二人だったが、ルゴスはあっさりと消滅させられてしまった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
英雄たちの幻体を仲間に任せクリスタリウムへ急ぐ。
「う……ぐぁ……ッ……!」
そんな中、何処からか声がした。声がした方へ近寄ると……
そこにいたのは浸食が進行した水晶公と力なく横たわるベーク=ラグだった。
突然のエリディブス襲撃に応戦をしたが、勝ち目が薄いと判断し、足止めの結界を張り転移術で逃げてきたという。
「水晶公の記憶を封じた魔具を、奴に……奪われた……。
すまん……本当に、すまなかった……」
ソウル・サイフォンには塔の制御権であるアラグの皇血が用いられている。水晶公の血と記憶の両方を得たことでエリディブスは塔を操れるようになっていた。
それを利用して、ほかの世界から召喚を繰り返している。
「さすがに、塔が悲鳴を上げている……
おかげで私も、このザマだ……」
「それでも生きていてくれてよかった」という私の言葉に、「ダメなんだ、それだけじゃ……」と返し、水晶公はゆっくりと立ち上がる。
「エリディブスが、民の夢を……
誰かを助けたいという優しさや、英雄への憧れを、
人を傷つけるために使うなら……
私は、止めに行かなければならない。
水晶公として……皆の夢を、希望を、護るために……」
「だから私を、クリスタルタワーに連れて行ってくれ……!」
その想いを受け止め、頷く。
水晶公には何か考えがあるのだろう。
ひと時であれ、エリディブスを塔に閉じ込められたことは「足止め以上の意味を持つ」という。
「言っただろう、「切り札」は隠しておくものだと……。
その最後にして最大の一枚を、お見せしよう」
まずは動けないベーク=ラグの救助の要請のために道中の「従者の門」へと急ぐことにした。
従者の門へ到着すると衛兵たちに事情を説明し、ベーク=ラグの救助を要請する。そこへ現れたのは……
「……事情は分かりました」
ライナは水晶公の指示は自分が受け持つため、衛兵たちには急ぎ救助に向かうように命令を出した。
「それにしても……
「いまは詳しく説明をしていられないが」ですか。
相変わらず、大事なことほど明かそうとしないのですね。
その身体だって、なぜそんあ有様になっているやら」
その言葉に「すまない」と謝罪する水晶公だったが、ライナは「冗談です」と、「聞けないでいるのは、私の方なんです」と寂しそうな表情を見せる。
「……公の真実を知ってしまったら、
あなたがいよいよ、私たちの知らない遠い人になる気がして。
もういい大人なのに、お恥ずかしい限りです」
そんな二人を見て……
「今かけるべき言葉もあるのでは?」
水晶公に声を掛ける。
すると、「ほんの少しだけ、時間をもらうぞ」と水晶公はライナに話しかけた。
小さい頃に塔の中ではぐれ迷子になったこと、10歳の誕生日、用意したケーキは平凡だったが、工芸館の皆が色とりどりに飾ってくれたこと、衛兵団に入った直後、思うように罪喰いと戦えず泣きながら訓練に打ち込んでいたこと。
自身が何を隠し、どこの誰であっても、共に歩んできたこと、そこで覚えた気持ちはすべて、まぎれもない本物だったと伝える。
「不安にさせてしまって、すまない。
それから……ありがとう。
多くの困難に見舞われながらも、クリスタリウムの子らしく、
胸を張って立ち続けたお前を……
私はいつも、いつまでも、大事に想っている」
「……なに……今生の別れみたいなことを言っているんですか……。
公は本当に……周りに心配ばっかりかける……」
「あなたこそ、堂々と立っていてください、水晶公。
そうすれば、クリスタリウムはどんな状況も乗り越えられます」
「お気をつけて」と私たちを送ってくれたライナ。
零れ落ちる涙を拭うと、彼女もまた自分の役目を果たすために走り出した。
始まりと終わりの光
エリディブスを探し、塔を登っていく私と水晶公。
「ここにもいない……もっと上か……!」
順調にクリスタルタワーを登っていくが、水晶公はどこなく嬉しそうな表情を浮かべている。だが、直後異変が起こる。
急激に浸食が進んだせいで、倒れ込み苦しむ水晶公。
その理由はすぐに分かった。眼前には多数の魔法陣。エリディブスが幻体を召喚した影響だろう。
水晶公は「自分の足では速くは走れない」と、召喚を重ねられれば消耗する一方だと、私に先に進むことを促した。
そして「心配いらないさ」と立ち上がる。
「長い……長い時間かかったが、オレだって強くなったんだ。
覚えてるか……?
昔、最初にこの塔を調査したとき、
あんたたち冒険者部隊が先発で、オレは後発だった……」
「あのときは、その役目に納得するしかなかったが……
一緒に行けたらよかったと、何度思ったか……。
それが今、こうして叶ってる。
何も……無駄じゃなかったんだ
あんたの名をしるべに歩いてきて、本当に良かった」
その言葉に「その名こそが私のすべて、その名だけが私のしるべ」、そう言っていたエリディブスを思い出す。
「ほかの生き方は考えなかった?」
私の質問に戸惑う水晶公だったが、エリディブスのことを話すと、「あくまでオレの理由でいいのなら」と話してくれた。
眠りにつく前にした私との約束ということもあるし、目覚めさせた人々にそれを望まれたということもある。それは反故にすることができるものだが、彼はそうしなかった。
「オレ、あんたたちと走り回ってた、あの時間が好きだったんだ。
目の前には、何千年と秘められてきた真実が待っていて……
困難でも、それを一緒に掴もうとしてくれる仲間がいた。
しかもみんな……笑っちゃうほどすごい奴でさ。
それまで読んできたどんな英雄譚より、胸が熱くなるんだ」
「目覚めたあとの世界にも、こっちの世界にも、
いろいろな……本当にいろいろな事情があって、
何が正しいかと問われれば、答えられないこともあった。
でも、それでも……
オレは結局、あのとき一緒に過ごしたあんたたちが、
悲しい結末を迎えてもいいとはおもえなかったんだよ」
その言葉の直後、魔法陣から光の柱が出現する。
「必ず後から駆けつける」そう言って私の前へ進み出る水晶公。
その言葉を信じ、水晶公が作ってくれた隙を見計らって走り出した。
「在り得た未来の記憶、か……」
「くだらない、これもまた過去と同じだ。
うつろいゆく心の中で、変わり、薄れ、消えていくだけ……。
私の中にも……あるいは、こんなものがあったのだろうか」
「……君にはじめて姿を見せたのは、
「砂の家」とかいう、君たちの拠点でだったか」
闇に依った第七霊災の影響が色濃かった当時、急激に活性化したエオルゼアは再び闇を激化しかねない問題ばかりだった。だからこそ調停者エリディブスは私を駒とするために近づいた。
「……その見込みの甘さが、
ラハブレアを、エメトセルクを失わせた」
残されたオリジナルはエリディブスただひとり。なりそこないである転生組だけでは、真なる人の悲願は達成できない。
「ゆえに私は、負けられない……ここでお前を倒す。
ゾディアークを復活させ、
その召喚に捧げられた命を地上に呼び戻すのだ。
これから、何千、何万年かかろうとも……
十四人委員会が調停者、エリディブスが成し遂げてみせる」
エリディブスの言葉に私はヒュトロダエウス、そして十四人委員会の言葉を思い出す。
「お前が調停するべき者たちは、もういない」
それでも、エリディブスは「独りであろうが」と、計画を成し遂げられさえすれば構わないという。
「私はエリディブス、人と星とが正しく進むための機構。
そう在ると約束を……約束、を…………
誰に……何を誓った……何と言われたのだ……?
私は…………」
自身の記憶が覚束ないエリディブスは、戸惑いながら言葉を止めた。だが、少しの沈黙の後に強がるように笑い、叫んだ。
「この程度の痛みが、どうした……!
お前たち、なりそこないの英雄たちが物語ってきたじゃないか!
世界を救うのには、苦しみも、哀しみも伴うのだと!
あらゆるものを失い、
ときに命まで懸けなければならなかった。
それでも役目を背負い続けることの、
最後まで足掻くことの、何が悪いッ!」
その言葉に私とひとつになったアルバートの声が響く。
「……ああ、そうだな。
確かに、俺たちはいろんなものを失った。
だが、自分にとって大切なものを忘れたりはしなかった。
それでこそ進んだんだ。
だから――」
「お前はもう戦えない、戦う目的がない」
私の言葉に「終わりになど、するものか」そう答えると、エリディブスの周囲には魔法陣が出現した。
「応えよ、あまねく世界の英雄たち……!
運命に憤り、救いのために武器を取りし者たちよ!
我が行く道の先に待つは、悲しみなき世界。
さあ祈り、願え、我らがすべてを救わんと……!」
現れた英雄の幻体を取り込むエリディブス。
「お前が終わりをもたらさんとするなら、私はそれに抗おう。
みじめにも、無様にも、なお戦い続けんとした、
なりそこないの英雄たち……
ウォーリア・オブ・ライトの名を以て!」
「勝負だ、闇なる名で呼ばれし者よ……!」
言葉と同時に振るわれた一撃。だがそれは私には届かなかった。
「いにしえの術式……しかも、ハイデリンの気配がない……。
お前は、いったい……」
エリディブスは驚愕の表情を浮かべるも 、「いかなる者であれ、討ち果たして見せよう」と、剣を収めることはしなかった。
「私の役目 救うべき世界のために お前を討つ――」
ウォーリア・オブ・ライトとなったエリディブスは、怒涛の攻撃で私たちに攻勢をかけてくる。そして……
「境界を裂き、かの地にお前を封じてみせよう。
次元の狭間に浮かびし、我らが「果て」へ!
アブソリュートテレポ!」
拘束され、次元の狭間に飛ばされた私は、暗闇の中、ヒュトロダエウスに返されたクリスタルに願いを込めた。
「決着か……終わりは静かなものだ……」
勝利を確信していたエリディブスだったが、その前に現れたのは意外な人物だった。
「そんな……君が……何故……!」
「彼」らしく去って行くその姿に、エリディブスは手を伸ばす。だが、その姿が消えると苦悶の表情と共に拳を握り、剣を掲げた。
「……さぁ集え、「光の戦士」たちよ!」
「窮すれど敗せず、我こそが第一の「救い」……
最初の英雄にして、最後の反逆者……!
すべてに変えて……この手に勝利を!」
「限界など、いくらでも超えてやる」という言葉通り、召喚した「光の戦士」と共に凄まじい勢いで襲い掛かって来るエリディブス。
だが、その攻防も、遂に終わりを迎える。
「諦めるものか――我らの約束を――
見くびるな……私は、不滅なる者……。
まだ、戦える……!」
再び立ち上がろうとするエリディブスだったが、直後光に包まれる。
「捕らえたぞ……!
お前も、私の「未来の」記憶ばかり気にしていたのだろう?」
「だが、忘れるな。
この塔は、過去から届いた希望だ……!」
「我が民の心、そして英雄たちの心を利用してお前が得た力……
その魂ごとまとめて、いただくぞッ!」
ウォーリア・オブ・ライトの姿は消え、そこには……
私はエリディブスに歩み寄り……
「これは…………」
「ああ……そうだ…………。
ゾディアークになれば、みんなを救えると思って……
けれど、なった後にも、仲間たちの嘆きの声が聞こえたんだ……」
世界の行く末について悩む仲間に、「エリディブスが手助けしに行かないと」。調停者たる彼はそう思ってゾディアークから零れ落ちた。
「そう……私は、好きだったんだ……彼らのことが……。
役目をやり遂げたら、もう一度見られると思っていたんだよ。
彼らの、幸せそうな笑顔を……」
クリスタルを握りしめ、涙を零すエリディブス。
「私が最後に残ったって……仕方がないじゃないか……」
最後にそう呟いたエリディブスは、クリスタルと共に塔に吸収され消えていった。
それを見届けた私はソウル・サイフォンを取り戻し、倒れ込む水晶公のもとへ歩み寄る。
「張り切り過ぎた」と笑う水晶公の身体は、塔の浸食によって大部分がクリスタルへと変わっていた。
「この前、水晶公としてやるべきことを果たしたら、
話したいことがあるって言っただろ」
第八霊災の要因を退け、賢人たちの帰還方法も完成させた。
「だから……笑い飛ばしてもいいから、聞いてほしい」
「あんたと、旅がしたい。
次の冒険には、きっとオレを連れてってくれ」
「わかった、約束だ」
「また再開できるって、信じてくれるか?」 と問う水晶公。
その言葉に頷くと、「ありがとう」と答えた。
その直後、何かを悟ったように表情を変えると、フードをかぶり立ち上がる。
「この記憶と魂は、あなたとともに彼方へ。
されどこの身は、この場所に……胸を張って立ち続けよう」
「私を公と呼んでくれた民と、この世界に……
希望は明日へ継がれていくのだと、物語続けるために」
そう告げる水晶公に近寄り、ソウル・サイフォンを差し出す。
一瞬、淡く光を放ち、直後、水晶公は……
クリスタルとなり、塔の一部になった。
――事実 そこに水晶公が立ち続けているからなのでしょう
みなさんは急に元の世界に返されることもなく
予定通りの方法で 帰還を試みることになりました
闇の戦士と呼ばれた かの人も
ふたつの世界を渡ることができるまま
クリスタルタワーは この世界と彼女を繋ぐ
永遠の道しるべとなったのでした――
後述
今回は遂にオリジナル最後のアシエン、エリディブスとの決戦へ。まさかあの姿で……という驚きは然程ありませんでしたが、彼の想いが伝わる素晴らしいストーリーでした。
あんなに切ない最後になるとは……
さて、次回は遂に原初世界に帰還です。そして……また新たな戦いが……
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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