初耳学! 林先生VS高学歴ニートの回

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先週、1月6日に放送された「林修が驚く初耳学!」の2時間スペシャルをたまたま視聴しました。普段は見ていないTV番組だったのですが、「高学歴ニート」への林先生の授業を聞いていてたら意外に面白くて最後まで見てしまいました。

今回はTV番組の紹介ではないので詳しい内容は見逃し配信(あれば)か恐らくYoutubeに上がっているであろう動画でどうぞ!

番組ホームページには

高学歴ゆえにどこか社会を斜めに見て、社会への不満を募らせる″高学歴ニート”たちに林先生が特別授業!彼らはなぜ働かないのか?「時間を仕事で浪費するくらいなら好きなことをしていたい」、「好きな仕事じゃなければ働きたくない」…そんな彼らの主張に林先生が大反論!!

 と説明されていました。(現在は次回放送分に切り替わっています)

 

ニートさんの理由も分かりますが・・・働いてる身からすると「子供だな」としか思えません。

 

 

個人的に刺さった言葉

社会的サービスをもらっているくせに文句を言う資格はない

あるニートさんの意見。

「強制的に日本のルールに参加させられて…気にくわない」

 林先生が示した解決策は2つ。

日本から出ていけばいい。

自分の力で変えればいい。

さて、私がここで連想したのは・・・あるアニメです。

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。それも嫌なら…」

攻殻機動隊S.A.C1話冒頭の主人公のセリフです。

J.D.サリンジャーの「ライ麦畑で」をモチーフとしたセリフで、このアニメの伏線ともなっていますが、この言葉の真意はぜひアニメ本編を視聴して自分で考えてみてください。(今回のお話とは関係ありません)

 

話を戻しましょう。

福祉、医療、生活環境、教育・・・様々な社会サービスの恩恵を受けながら、何もしない、何も生み出さないニートには文句を言う資格はない。と、私は受け取りました。実際、私たちが働いて支払っている税金も少なからずそういったものに充てられています。

この話の流れで別のニートさんがこう言いました。

所得税を上げてもいい」

ここで2つ目の刺さった言葉。

 

払ってないから言える

林先生が大正論。

マジで「ふざけんな!」と思ってしまいました。

ちなみに私の所得税額は約3万円。この金額は結構痛いです。これ以上税金を上げられると生活に支障をきたしてしまうレベルです。

それを払ってない人間が「上げてもいい」とは口にすることすら許されない。

 

ここまでは半分私の愚痴ですが、ここからの言葉が素晴らしい。

 

仕事ができる人の条件は解決するの能力と創造力

出来る人に学歴は関係ないとしながら、話題のzozoの前澤社長を引き合いに出して「創造すれば剛力彩芽と月に行ける」と旬のネタもしっかり取り入れていました。

私はこの言葉を聞いて思い浮かべたのは・・・アニメではなく同じ職場の先輩でした。

高校中退、最終学歴は中卒ですがとにかく仕事は出来ます。

職を転々としてといえば聞こえは悪いですが、職歴が豊富と書けば印象も変わると思います。設備屋、配管工、トラック運転手。様々な仕事をしてきた経験からか、問題が起こった時の発想力と対応力が抜群です。

そういった先輩を真近で見ているせいかこの言葉には納得させられてしまいました。ただし、素行がよろしくないので上に行く人間ではないと思いますが・・・w

 

「やりたいこと」より「できること」

人間の願望は環境や情報などの「偶然」うまれるものとしながら、大切なのは「やりたいこと」よりも「できること」と話しました。

できることは「必然」。

この先は個人の考え方次第だと思いますが、私は自分が好きな仕事についているわけではありませんし林先生の意見にはおおむね賛成ですね。

出来ることをする。

ただそれだけです。

 

まとめ

今回はTV番組から個人的に刺さった言葉として紹介してみましたが、そもそもやりたい事をしたいならウダウダ言ってないで行動を起こせばいいんですよね。「好きなことしかしたくない」ならそうするためにまず何か始めればいい。それすらできない人間ならもうどうしようもないですね。

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。