e-TAXで確定申告書類を作ってみる

少し前に確定申告の記事を書きましたが、昨日から確定申告の受付が始まりました。

源泉徴収票も手元に届き準備は万全。いざ、取りかかろうと思ったのですが…書類が1部ずつしかないため間違えたら積む!(積みません)

ということで、急遽e-TAXを使用して書類を作成することにしました。

 

 

e-TAXってなに?

e-Tax(イータックス)とは、正式名称を「国税電子申告・納税システム」といい、国税庁が管轄する国営のオンラインサービスです。

インターネット環境があれば、自宅やオフィスにいながら国税に関する申告・申請・届出・納税の手続きをすることが出来る便利なシステムです。パソコンで決算報告書や確
定申告書が作成でき、申告手続きまで済ますことができるため(事前準備が必要)、確定申告のために税務署を訪れ、長蛇の列に並ぶ必要がなくなります。

 

www.e-tax.nta.go.jp

 

e-TAXを使ってみる

実際にe-TAXを使用して書類を作っていくわけですが、私は事前に準備をしていないので今回は書類を作成後、印刷して税務署へ持参します。

確定申告書の作成を始める前にいくつか選択する項目がありますが、各々自分にあった選択肢を選んでください。

 

それでは書類の作成に取りかかりましょう。

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源泉徴収票を確認しながら①~③の金額を打ち込むだけです。

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2ページ目は源泉徴収票に記載がある方だけ打ち込みます。

私は何も記載がありませんので一番下にチェックをして次のページへ移動します。

 

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3ページ目は給与の支払者(会社名)とその住所を打ち込みます。

次のページで確認をして問題がなければ次のページへ進みます。

 

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源泉徴収票と見比べてみて金額があっていれば次の項目へ進みます。

 

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私は住宅ローン控除しか選択していませんので1項目しか選択できません。

 

取得形態を選択し居住を始めた年月日の入力です。

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続いての質問ですが、選択肢によって質問が増えていきます。

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翌年以降に年末調整で手続きを終わらせるには最後の質問に「はい」と答える必要がありますので、その点だけ注意してください。

 

続いて金額の入力作業に移ります。

借入金の年末調整残高等証明書や登記事項証明書が必要になりますのでご準備ください。

 

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登記事項証明書のどの部分を見ればよいのかポップアップで教えてくれますのでそれらを参考にしながら記入していってください。

 

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借入金の年末残高証明書を確認しながら金額を入力してください。

複数から借入れている場合は「続けてもう1件入力」を選択すれば新たに入力できます。
 

入力が終了しましたら確認画面へ。

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私は2か所からの借入となっていますのでこのように表示されます。

 

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ここで本年分の控除額が確認できます。

これを出してしまうと私がいくら借入しているのかがまるわかりなのですが…別に気にしないので晒しておきましょう。

私は185,000円の控除を受けられるということになります。

 

入力内容を確認後ページを進めると…実際に還付される金額が表示されます。ここで表示された金額が実際に通帳に振り込まれる金額になります。私の場合は130000円程です。185,000円控除されるのになんで?と思うかもしれませんが、心配しないでください。

残りの50,000円程は住民税から控除されますので、6月ごろに貰える住民税額を確認してみてください。

 

最後に住所、氏名、口座番号、そしてマイナンバーを入力し印刷外面へと移動します。

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その場で印刷しなくともPDFとしてダウンロードも可能ですので安心してください。また、カラー印刷でなく白黒でも問題はありません。

 

まとめ

今回はざっくりとe-TAXを使用しての確定申告書の作成方法をご紹介しました。思っていたよりも分かりやすくて「国税庁やるな…!」と思っていしまいました。

普段確定申告をしない方は自分で書くよりも、e-TAXを利用したほうがかんたんかもしれませんね。

 

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。