第3回までのお話で土間コンクリート工事は終了しましたが、今回からは「カーポート」についてのお話。
カーポートがあるメリットとは?
雨が降っても濡れない
屋根があるので雨の日に濡れずに荷物の出し入れができる。
鳥の糞や雹から車を守れる
私も経験がありますが洗車した次の日に車に鳥の糞が・・・なんてことを防いでくれますし、車を傷つける原因になる雹などの落下物からも守ってくれます。
車が汚れにくく、長持ちする
雨に濡れることがないので洗車やワックスがけの頻度は少なくて済みます。また、屋根の素材にもよりますが紫外線を防いでくれるタイプの物であれば車の劣化を防いでくれます。
夏場の車内の暑さが軽減される
夏場に直射日光を浴びている車は熱気が溜まります。カーポートの屋根には紫外線カットだけではなく熱線遮断効果の高いものもあるため、車内温度の上昇を防いでくれる。
冬場に車に霜が降りない、雪下ろしがいらない
冬場の寒い日の朝でも霜が降りることがないので、朝の時間に余裕が持てる。同様に雪が降っても雪下ろしをする必要がない。
カーポートがあるデメリットは?
柱が邪魔になる
屋根を支えるために柱が必須であり、駐車場のスペースが十分に確保されていないと人が通りにくい。また、大きな車に乗り換えた際に柱が邪魔になる可能性がある。
車を止める位置によっては柱にドアをぶつける可能性もある。
圧迫感がある
屋根がある為どうしても圧迫感を感じる。
カーポートは必要?
メリット、デメリットを挙げましたが、これは個人の考えなので何とも言えません。ただ、周りの家がカーポートを建てたから「自分」もというような理由であればやめたほうがいいと思います。逆に何か一つだけでもいいので、「このメリットは譲れない」というものがあるのなら建てるべきだと思います。
実際に私がカーポートが欲しいと考えている理由は「冬場の雪下ろしが嫌だから」です。私が住んでいる地域は豪雪地帯ではありませんが、10㎝以上の積雪が当たり前のようにある地域です。少ない雪でも毎朝の雪下ろしは思っているより大変です。朝が弱いという事もありますが、仕事の前に他の事にはなるべく労力をかけたくありません。
他のメリットは正直なところ有っても無くても構いません。
迷ったら見積もりを取ってみる
土間コンの時もそうでしたが、とりあえずどれくらいの金額がかかるのかを把握しないと話は進みません。予算オーバーなら悩んでも建てれないからね!
ネットで調べて「これくらいなのかな?」というイメージを持っていても、実際に頼むと全然違うという事もよくあるので、サクッと見積もりを取ってしまします。
今回は知り合いではなくホームセンター(カインズ)とリフォームの専門業者(ローカル)に見積もりを依頼しました。同時に物置の見積もりもお願いしました。
見積もり結果
見積もりを依頼したのは積雪50㎝用のカーポートとイナバの物置です。
カーポートは全く同じものは扱っていなかったので性能が近いものを選択しています。物置は同じもので見積もりを依頼しました。
カインズ
カーポート本体348,000円。組立、コンクリ斫り、残土処分込みで460,280円。
物置本体74,000円。組立、アンカー、水平調整込みで93,710円。
合計553,990円
ローカルリフォーム店
カーポート本体429,600円。組立、斫り、残土処分込みで638,000円。
物置本体72,200円。組立、アンカー込みで103,200円。
その他、仮設トイレ18,000円。現場諸経費60,736円。
合計819,936円
思っていたよりも大きな差が出ました。
カーポート本体の定価が約10万円程違うのですが、それ以上に施工費に大きな差があります。ローカルリフォーム店は施工費を取った上で、更に現場諸経費として総金額の8%を要求しています。
今回はここまでにしましょう。
ローカル店はあまり参考にならないかもしれませんが、カインズはどこで見積もりをとってもカーポート本体と施工費は変わらないので参考になると思います。
結局どちらかを選んだわけですが・・・それは次回に!
次回「選んだのはどっち?」